Nov 28th, 2008

再びarroz con pollo

先日(つか先々週の日曜日のことだった…。放置しすぎました…)、彼のお友だち一家にお昼ご飯に招かれました。奥さんはお料理上手で、時々ペルー料理の講習会で先生もしてるひと。
というわけで、行く前から楽しみだったわけですが、行って、さらに大満足でございました。

振舞われたのはセビチェとお魚のフリット。
セビチェは、彼曰く「お魚は舌平目」ということで、おうちで作るよりもお店で食べたほうが安いんじゃないの?疑惑がかかっていたのですが、奥さんが作ってくれたのはシイラ。「シイラかスズキがおすすめよ」ということで、おうちでセビチェが近くなりました。
そして実際に、おいしいー。 :)

今まで3つのお店でセビチェ食べたのですが、奥さんが作るのが一番おいしかった。(彼のお墨付きなので間違いない)
みんな、セビチェ食べ終わった後、お皿に口をつけて汁を飲んでたので、「えええー?お行儀悪いー」ってゆったら、ほんとは汁まで飲むのが正式なんだそうで…。この汁はleche de tigre(トラのお乳)とゆうんだそうです。でも確かにレモン汁とお魚の出汁とでおいしかった。後でググったところでは二日酔いにいいんだそうです。
ひとり一皿どどんとセビチェ+さつまいもが出てきて、それにカンチャ(とうもろこしを炒ったもの)をぼりぼり食べつつ、お魚のフリットも食べたところでお腹いっぱい。
手土産に持っていったスパークリングを空けて、しばらくしたら…

出てきました。アロス・コン・ポイョ。どどんと一皿山盛りで(笑)。
先月食べたのがちょっと予想と違っていたことをけっこうしつこく彼に言っていたおかげでしょうか?(日常会話の50%くらいがご飯ネタ)

見た目からも、前のとは違うっぽいと思いましたが、ほんとに、今度のはきちんと予想通り、お肉とご飯が同じ汁を吸った味になっていました。お肉も柔らかくておいしいー。もう、かなり満腹だったのですが、残すのはもったいないのでがんばって食べきりましたー。
あー、やっぱりこないだのは違うんだねー(失礼)とかさんざん言ってたら、お友だちのうちのちびっこが「これ作りたい?」と。作りたいよーと言ったら、奥さんに「これ作りたいってさー」と。そして奥さんにも「作りたい?」と意思確認され…いただきましたー、レシピ♪ 一緒にセビチェのも♪
おうちで今度作ってみたいと思います。

そしてとどめに、デザート…
マサモラ・モラーダという紫とうもろこしを煮出した汁をスターチでとろみをつけたもの(フルーツ入り)。これは名前は知ってたけど食べるのは今回が初めて。基本、日本の葛湯に近い感じ。甘みも口当たりも(まぁ、スターチも葛も似たようなもんですからねぇ)。するすると食べられますが、それなりに腹部を圧迫してくれました(笑)。
焼き菓子系のペルーのお菓子はなんだかんだでいろいろ食べましたが、生菓子系はこれが初。今度は日本人的に受け入れがたい(でも世界各国に存在する)arroz con leche(お米をミルクで煮たおやつ)も食べてみたいなぁー。

そんなわけで日曜日の昼間から盛りだくさんでご飯をいただき、すっかり暗くなったところで帰途につきました。
彼のお友だちは彼と付き合う前から、いつも彼と一緒にバイト先にお客さんで来てたひとなのでよく会ってていい人なのは知ってたんだけど、彼の奥さんもいい人でした。
ペルーは昔からヨーロッパやアジアからたくさん移住+アフリカからつれてこられたひともいるのでかなりいろんな人種が混在してるんだけど、そいえば白人系のペルー人に会ったのは初めてだ。
ちなみにうちのんもスペイン1/4と中国1/4が混ざってます。(身長にはスペインの血は反映されなかったようだ)
それはさておき、奥さんもいいひと、ちびっこ(10才)もなつこくていい子でした。
今度、うちらがもっと広いおうちに引越ししたら、お呼ばれ返ししたいなぁー。ペルー料理覚えるのと同時に和食もきちんと作れるようにならないと!

by nao :: 14:01 :: food, latin

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