Aug 25th, 2004
うつくしいひと
今日もまたお昼はお外なんだけど、今日は職場から近いとある場所で。
敷地の一角にウッドパネルの張ってある休憩場所があって、ベンチがいくつか置かれているのね。
で、そこでご飯を食べながら珍しく雑誌を読んでいたんだけど雑誌に目を落としていると視線のはじに人が近づいてくるのが見えた。なんだろうって見るとおばあさんが床に手を伸ばして蝉の死骸をつまみ上げるところだった。おばあさんはそれをどうするのか興味を持って眺めていると彼女はその蝉を土のある木の根元へそっと置いた。
連れのおばあさんは何も言わずに木を眺めていてその後ふたりは少しベンチでおしゃべりして静かに帰っていった。
言い方は悪いけど終わりを実感するお年だからなのかも知れない。でもかなわないなぁって思った。あたしもそうゆう人間になれるかなぁー。
by nao :: 01:57 :: diary
「ごくろうさまだったねぇ」
そんな気持ちだったのかな。
うつくしいひとのはなし、ありがとう。
読んで良かったです。
by hanamara — August 26, 2004 @ 12:15 am
うんうん、そんな感じなんでしょうね。
うちもこういう人の姿を見れてよかったなって思いましたですよ。
by nao — August 26, 2004 @ 11:57 pm