Jun 13th, 2005

dvd :: 8人の女たち

サイトも新しくなったことだし(というか過去ログがなくなったし)、ここのところ観たdvdがいまいちぱっとしなかったこともあり、観た映画をいちいち書くのも止めようかと思ってたんですが…やっぱり書く(笑)。ま、ここの意義は自分の日々をアーカイブすることかもなんて思ってみたり。
というわけで今回観たDVD、8人の女たち(原題「8 femmes」、そのまんま。)というフランス映画。なんと豪華絢爛な主役級の女優さんががっつり8人。もともとあんまり役者さんの名前とか覚えないあたしにはカトリーヌ・ドヌーヴとかエマニュエル・べアールくらいしかピンと来ないんだけど顔は見たことあるってゆう感じでもありましたが。
前知識なく借りてきたんだけど、これ、あたしかなり好きです。
映画というよりは舞台を映画化した感じで、いきなり歌い始めたりするんだけど、なんつーかな、その歌の扱いがまた少し独特で。普段のセリフ回しもちょっと独特。やっぱり舞台っぽいし、最初は説明っぽいセリフ(「孫のシュゾンね?」とか)あったりね、立ち位置とか色遣いとか。
でもってこれ、この8人以外は一家の主マルセルの後ろ姿以外誰も出てきません。まるでトムとジェリーのメイドさんみたいだ。
でもってこの8人全員が主役なの。8人の中でめまぐるしくぐるぐると主導権が動いていっておかげで観ているこっちは全員の味方になっちゃう(笑)。
だれもかれもがキャラ立ちまくりでものすごいんですが、それでもなんだかちゃんとまとまってるってのがスゲイです。とりあえずファニー・アルダンの眼にはヤラレた!リュディヴィーヌ・サニエはむちゃくちゃかわゆい。後半のエマニュエル・べアールがまた…って書いてると結局全員分書いちゃいそうです(笑)。
とりあえず女性たちを眺めてるだけでも楽しいし、お話もときどきすっとんきょうだけどそれもまたアリな感じで楽しいです。おすすめ。
ただひとつ難を言えばセリフで言われない限り雪で敷地から出られないだなんてそんなものすごい孤立した感じは伝わってきませんでしたけどねー。ま、この映画に関してはそうゆうリアリティ追求的な部分は関係ないか。

B00008WJ2D 8人の女たち デラックス版
カトリーヌ・ドヌーヴ フランソワ・オゾン エマニュエル・ベアール イザベル・ユペール
ジェネオン エンタテインメント 2003-07-21

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by nao :: 00:42 :: dvd/cd/book...

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2 comments


  • (あら,TypeKeyサイン・インできず...)
    これ授業でちらちら見てましたー.
    イザベル・ユペール,すげー,こんなにすぐ泣けるんだ〜,とか.
    女優みんな立ってましたね,ほんと(エンディング見てないけど・笑)
    べアールも出てたんだ...今度きちんと観よっ

    Blog再構築お疲れっす.

    by Paddy — June 13, 2005 @ 1:54 am

  • あら、授業でこんな映画観れるんだ。いいなぁー。フランス語の授業?
    おすすめとは書いたものの好き嫌いは分かれるところだと思いますが。

    by nao — June 14, 2005 @ 1:37 am


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