Jun 30th, 2005

dvd :: おばあちゃんの家

韓流だよー(笑)。ええと、韓国の映画なんですが、いわゆる韓流とはわけが違います(といっても韓流って冬ソナ1話しか見たことないけど)。
母子家庭の男の子が母親の再就職活動の間の2ヶ月間、田舎のおばあちゃんのうちに預けられるっていう話。
母親が出てくるシーンはそんなにないんだけど、それだけでも十分に「ああ、この母親にしてこの子ありだわ…」と思えるような母子なんだけどね、ああ、もう、見てる間に何遍「このクソがきーっ!」とむかむかしたことか(笑)。
ほんっとにありえねー(けどある意味リアリティあるんだよね、今の世の中悲しいことに)くらいに自己中で根性だけは甘ったれたガキでさー。身近にいたら絶対に説教してます、あたし。それなのにありえないくらいにやさしいおばあちゃんなのですよ。口がきけなくっていつも笑顔のような哀しみのような表情をしたひとで、ちょっとかわいいところもあって、そんなおばあちゃんに何しよるんじゃーってな感じで。
かなーり最後の最後まで素直じゃないし、感謝の気持ちがない子なんだけど、それでもちゃんと最後は心が通じる瞬間があるんですけどね、そこまでがもぅ、ほんとに!
監督が「亡くなったおばあちゃんの深い愛情に感謝する映画をずっと撮りたかった」というだけあってこのくそガキにむかむかしながらもちょっと自分の子供の頃を思い出したりして。ええ、程度は違えどやっぱりあたしもわがままっ子だったですね、そういえば…。ああ、これぜひみんなに見てもらいたい気がしますですよ。
ちなみにおばあちゃんは素人のひと。だからこそかも知れないけれどすばらしいのです。

B0001FAH6G おばあちゃんの家
キム・ウルブン イ・ジョンヒャン ユ・スンホ ミン・ギョンフン
ビデオメーカー 2004-03-26

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by nao :: 02:36 :: dvd/cd/book...

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