Mar 2nd, 2010

荒井商店

お昼は新橋まで移動してペルー料理の荒井商店へ。
じゃがいもでちょー美麗なカウサを披露されていたし、あちらこちらでおいしいという話は見かけていたので一度行ってみたいと思ってたのでした。

名前もペルー料理店らしくなければ店構えもペルー料理店らしくなくて(いい意味で)なかなか素敵。

店内はこじんまりとした、やはり木を基調とした造り。ペルーの織物や小物をところどころ飾ってあるんだけど、ザ・民芸な感じじゃなくて、でもペルーらしさがあってセンスいい。とりわけ奥の壁に飾ってあった鳥がいっぱい描かれた織物は色もデザインも超ツボでした。(あ、写真撮ってくればよかった…orz)

ランチは日替わり2種類。この日はpollo al horno(鶏のオーブン焼き)とfrijoles con seco(牛肉の煮込みと豆シチュー)でした。
迷わずpollo al hornoを選択、だんなさんはsecoを。
そして当然、ビール(笑)。


  

写真左からランチサラダ、pollo al horno、seco。
secoはホワイトバランスしくったのでなんかぼんやりした色ですが(onlineのphotoshopではこれが限界…)、お肉の周辺は本来は茶色がかった深緑(コリアンダーで煮込むので)。

pollo al hornoは鶏のオーブン焼きなので味付けは店それぞれなんだけど、だんなさんの友だちの奥さんの味にハマったのでこれはこれでおいしいけどやっぱり友だちの奥さんのほうが一番好きだなぁという感じ。pollo al hornoでいつもの味を想像すると「違うなぁ」って思うけど、別の鶏肉料理だと思ったらかなりおいしい。特に添えられたaji(唐辛子ソース/ここのはおろし玉ねぎがベースになってるみたい)と一緒にいただくとさらにおいしさアップでした。

だんなさんのsecoは但し書き不要でそのまんまおいしいsecoでした。お肉が超柔らかく煮込まれていて味がしっかり染みてて満足でした。

ついついビールを頼んじゃったんだけど、プラス料金のランチドリンクにはサボテンジュースもあったのでした。まだ飲んだことなかったのでそっちにすればよかったかな。

さすがオテルドミクニで修行されただけあって上品な味付け、おいしかった。鶏肉の火の絶妙な入れ具合とかも、まさに。
ペルーの食堂料理が好きな人には(ラフさが)物足りないかもだけど、個人的にはこういうペルー料理のお店が増えたらペルー料理のイメージが変わっていいのになぁと思いました。

場所柄とかランチだからとかあるかもだけど、うちらが行ったときのお客さんはみんな日本人。アプローチが静岡にあるペルー料理のお店とは違うんだよね。(料理上手な奥さんが作ってるのと、修行した料理人が作ってるのとの根本的な違いももちろんあるけど…)
将来に向けて、ちょっと参考になった気がします。(あ、お料理で生計たてることは考えてないです)

それにしても、夜のメニュー見るの忘れたぁぁー!
また、機会を伺って夜にも行ってみたいと思いましたです。

# その後、渋谷の某ペルー料理店も見てきたんだけど(外だけ)、単品料理の値段の高いこと高いこと。びっくりした。いちばんはchoclo(ジャイアントコーン)を茹でてタレかけたのが1,000円。確か、ホットペッパーかなにかで3,000円のコースはあったと思うんだけど、単品では怖くて頼めないー。
まぁ、渋谷なので仕方ないといえば仕方ないんだけど。こここそランチで狙うべきだったわ…。

そんなわけで、途中で普通に和cafeでケーキも食べたけどペルーまんさいな東京日帰りでした。

by nao :: 20:03 :: diary, food, latin

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