Sep 26th, 2010

visa来た

さて、来月ペルーに行く訳ですけれども(ってきちんと書いたことなかったかもですが、行きます。10/20から)、日本からペルーに行くにはアメリカ経由、メキシコ経由がポピュラー。あとはカナダ、ヨーロッパ経由もあるけど時間がめっさかかるので短期旅行でその選択はナシ…。で、そんなメキシコ経由ですが、この時期どういうわけかaero mexicoの成田発着便は機体整備でフライトがないっぽい。必然的にアメリカ経由となるわけだ。一番早くて安いし。どっかのファーストフードみたいだ…。

あたしとしては、9月から有料化したESTAは有料化前に取得済み。(まだ旅行の話はなかったけど、tomoさんとこいつの日か行きたいし、当時はタダだったし、仕事ヒマだったし、パスポート持ってたしというわけでさくっと)
だがしかしペルー人にとってはトランジットビザが必要なのですよね。日本人はほんと楽でいいわー。

で、またこのビザ取得がめんどくさいー。DS-160というオンライン申請書に入力していくんだけど、トランジットビザを選択してるのにアメリカでの滞在先とか入れないと進めなかったりと意味不明にめんどくさい。しかも各ページに一応保存ボタンはあるけど、保存しててもしばらく操作しないでいると最初からやり直しに。
なんとか全部終わって最後に出力された画面をプリントアウトするんだけど、うちの、
「やーっと全部終わったよ」
ってのんびり。
お金払った?
え?メールが来るでしょ?
…来ません。自ら支払いページで支払い手続きをして、pay-easy対応ATMに支払にいかないとなのだ。領収書を提出するのでATM限定…。うちのんには操作が分からなかったらゆうちょの人に聞きなさいって言ったんだけど、実際聞いたらゆうちょの人のほうがうちのこよりも分からなかったという…。pay-easy対応のATMがあるなんてみんな知らないもんな。
そして払ってほっと一息されてるだんなに、
予約取った?
え?メールが…(ry
もちろん来ません。自ら予約のページでログインして予約を取るのだ…。
システムが分かりにくいのはもちろんだけど、どうしてきちんと読まないかな。それがラテンクオリティ…ですよね…。

そんなわけで予約のページにアクセスしたのが今月7日、予約可能な最短の日程が9/22だったのでした。後になって23日は祝日だから仕事休まなくていいじゃんってことに気付いて予約変更手続きしようとしたら、ログインしてカレンダーが出てくるはずのところで何の反応もなくどうも動作してないっぽいので(vista/IE8.chrome,mac/safari,opera,ff全部試したけど全部だめだった)あきらめて彼は仕事休んで面接に出かけていきました。

アメリカ大使館はホテルオークラの横あたり(でも住所は赤坂)、銀座線で溜池山王から行くのをお勧めしたけど、日比谷線がいい(むかし六本木のサルサバーによく行ってたから)というので神谷町から行くことになったんだけど、案の定迷ったらしい(笑)。
どこかのガードマンに道聞いてようやく見つけて塀沿いに歩いてたら大使館の守衛に「塀から離れて!」と怒られ(笑)、逆に「中に入りたいんですけど」って聞いてようやく入り口に辿り着けたそうな。

けっこう人がたくさんいたけど、中国人が半分くらい、中東/インド方面ぽい人と日本人が少しって感じだったらしい。

事前にmixiとかでチェックしてたのだと面接ってゆっても簡単な質問を2、3して終わり、なんて書いてあったけど、うちの子はなんでビザ欲しいの?トランジットはどこで?とか書類に記載済みだけどちょっと細かい質問をされたみたい。

当日は12時前には「ビザは許可されました」って紙を渡されて終了。(昼ご飯直前にメールが来てた)
なんか2週間くらい?かかるみたいとか言ってました。
事前情報だと2、3日中って読んでたので、えー?そんなにかかる?って聞き返したけど、たーくさん人がいたからそのくらいかかるよ、ってすんなり信じてる感じでした。

で、今朝、郵便局ライホー。
まぎれもなく大使館に持っていったレターパック。
だがしかし、受領サインを書くシールがない…。
「あれ?あれ?」とレターパックの周囲を何度も見返し、おろおろした郵便のおじさんは、レターパックもったまま「また来ます」って帰ってしまったのでした。おい、大使館!
結局数時間後にレターパック表面のコピーをくっつけたレターパックを持って再びおじさん登場。コピーにサインしてようやく受領出来ました。

パスポートにはきちんとvisaが。なかなかかっこよい。トランジット5年。
レターパックの中には提出した書類がそのまま返されてたんだけど、一緒に郵便局のスタンプキャンペーンの紙やら領収書やらが入ってました。そいえば後で捨てようと思って忘れてた(笑)。

ちなみに、今回提出した書類、
基本のものに加えて
勤務証明書、休暇証明書、mamaの病気関連の書類、visa発行嘆願レター
を入れました。旅行日程詳細の代わりにEチケット航空券。
よく残高証明書を出すってのも聞くんだけど、これ見せたほうがヤバいんじゃないの?って感じの残高なので出しませんでした(笑)。

彼のお兄さんや在日ペルー人の旅行会社は書類に英語訳なんていらないとか言ってたけど(アメリカ大使館のサイトに翻訳が必要って書いてあるのに…)、あれこれごたごたした挙げ句、英語が得意な彼の友だちに英訳チェックしてもらい、その子に嘆願書書いたほうがいいと言われて今度は彼の友だちのオランダ人英語教師に手紙を書いてもらい提出。
彼の中では2週間って言ってたのに3日でvisaが届いたのは英語訳付けたからだね♪ということになってます(笑)。つか、書類は指定されたとおりに出すのが(日本の)社会人のルールだから!

まー、とにかく無事にvisaも取れて、買っちまったアメリカン航空のチケットが無駄にならずにすみました。
日本人は普通の短期旅行であればそんなめんどくさいことしなくてよくて楽だけど、めったに入ることの出来ない大使館に入れるのはうらやましい…。visaが必要で、実際に行きそうなのはブラジルだけど、領事館で発行してるし、浜松に領事館あるし、手軽すぎる…。
イラン人と結婚した友だちは大使館で結婚式したって言ってたと思ったんだけど、ペルーは結婚も領事館だったし、大使館に入れてくれる国はないかなー?(返す返すも前の旧フランス大使館のアートイベント逃したのはもったいなかった…。)

あ、ペルーでトラブルに遭うともれなく日本大使館には入れるか…。興味はあるけど、それは避けたい。

by nao :: 01:20 :: diary, traveling_peru

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4 comments


  • 無事ビザ取得おめでとー。
    いやー、なんか大変でしたね。
    (次からはアメリカの滞在先にうちの住所使ってください)
    つくづく日本のパスポートってすごいなーって思いました。

    トルコもアメリカ人だとその場で貰えるビザ有料だけど、日本人は無料なんだって。:)

    そしてラテン気質なおおらかさが素敵。

    by tomo — September 26, 2010 @ 1:35 am

  • tomoさん、ありがとーです :)
    結局住所は義姉のいとこの住所を使ったんだけど、郵便番号は?とか電話番号は?とか、これもまた一度ではすまなかった…(笑)。

    おおお、さすが親日トルコ!
    そいえば↓こんな話知ってます?(うちが知らなかっただけの有名な話かもですが…)
    http://bit.ly/9FmIay

    彼らのおおらかさにあきらめがつくのはいつになるやら…です(笑)。

    by nao — September 26, 2010 @ 9:47 am

  • ご苦労様でした!いよいよですね。
    ワタシ、ペルーって未知の国(こちらでいろいろ知る、みたいな)なのでブログ更新楽しみです。
    それにしてもやっぱ遠いね。(笑)

    by azu — September 26, 2010 @ 11:03 pm

  • azuさん、いよいよ、よーやく見通しが立ってきました(笑)。

    うちも、ナスカの地上絵と、スペインに制服された黄金の国(英語の教科書に出てきたので…)、な程度にしか知らなかったです。言うとすねられるので知ってたふりしてますが(笑)。

    備忘録兼ねて気付いたことこまめにupできたらいいなーと思います。

    片道20〜25時間、おとなしく座ってられるか心配でなりませんです(笑)。

    by nao — September 27, 2010 @ 12:23 am


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