dvd :: 春にして君を想う
映画です。原題、“children of nature”。1991年のもの。
原題の“children of nature”のほうがずっとしっくりくると思うんだけどなぁ。
たまたまtsutayaでふと目にとまって借りたんだけど、パッケージで読んだのとはちと違う風に感じました。期待はずれってゆうわけじゃなくて方向が少し違ったってゆう意味でね。(きちんと読んでたわけじゃないからあたしの思い込みかもだけど。)
アイスランドを舞台にしたとても素敵な老人のおはなし。
これはメルヘンだと思って観たほうが逆に素直に観られるかも。
とにかくとにかく映像が素敵。光とか影とか暗闇とか灯りとか色とか形とか。
言葉少なな老人の頑なで情深い姿とか、沁みました。なかなかな佳作。
ネタバレですが(どうせDVDのパッケージに書いてあるしいいよね?)ヴェンダース好きにはちょっとうれしい“天使”が現れます。“ベルリン天使の歌”を知っていることが前提な登場ですが、それがけっこう要だったり。
この監督さん(フリドリック・トール・フリドリクソン)、コールドフィーバー(主演 永瀬正敏)撮ったひとだったのね。
観てなかったんだけど、今度探して観てみようという気になりました。
実は実は、観ている最中にもホロリとしていたんですが、エンドロールが流れた瞬間に涙っつーか、声を出して泣いてしまったのでした。そんな泣き方したのって近年なかったような…。
悲しかったわけじゃなくって、“感動したー!”ってゆうのでもなくって、ひさしぶりに自分がどうして泣いてるのか分からずに泣いてました。
エンドロールが終わる頃にはスッキリしていたんだけど。
なんだか不思議な感覚だったのでした。
春にして君を想う (レンタル専用版)
日本スカイウェイ 2004-03-05 |
↑パッケージの写真載せたくてこれ貼ったけど、あまりぜんぜん情報ないのです…。情報はこちらのほうがおすすめです。
by nao :: 00:05 :: dvd/cd/book...