Jun 15th, 2006

プロファイリング

仕事帰りに職場近くの古本屋さんに寄ってみた。
品揃えにあまり期待していなかったのだけれど(外から見るとまんがばっかりだったので)意外にも文庫本の品揃えがわりといい感じ。(ブックオフはあんなにたくさん本があるのに買いたい本がなかなか見つからない…。)
なんと、以前んちばさんに勧められて探してた森 瑶子の「望郷」があった。新刊書店で探してもなかったのよね。
そんなわけで早速購入。
ぱらぱらと本をめくってみたら、頁の間から押し花が出てきた。
これはなんの花だろう?何かこの花に思い出が込められているのかしら?どんなシチュエーションでこの花をここに閉じ込めたんだろう?そしてこれを読んでたひとはどんなひとだったんだろう?大学に近いから、学生さんかしら?若い女の子にしては本が渋い選択だけど。でもきっと女性よね?
この「望郷」というタイトルと相まっていろいろ想像してしまう。
なんとなく捨てるのも悪い気がしてまたそのまま頁を閉じた。

案外この古本屋さんいいかも。店主のおじさんはあまり本を読みそうには見えなかったけど。(レジのとこに備えつけられた小型テレビでバラエティ番組見てた/笑)
外の均一棚で1冊、中で4冊買って820円。状態もそんなに悪くない。
今回買わなかったけど欲しいと思った本がまだ何冊かあるし。(本日の所持金2000円/笑)

それにしても、だ。
今回買ったのが、先に書いた「望郷」(ニッカウヰスキーの竹鶴氏の奥さんの話)、写真家吉田ルイ子のエッセイ、トゥーサンの「カメラ」、アーウィンショー、フィッツジェラルド
プロファイリングされたらもろあたしの趣味ばればれだわ…。酒と写真と外国文学好き(笑)。

by nao :: 00:32 :: moblog

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2 comments


  • おおっとびっくり。ご無沙汰いたしました。
    古本って、そういう楽しみもあるのですね。ちょっといい感じの付加価値ですね。
    ブックオフはよく行くんですが、あんまり読みたい本見つかったことないですねえ。あまり大きすぎるのも考え物なのかなあ。

    by んちば — June 15, 2006 @ 8:15 pm

  • ふふ、ようやく見つけましたよ。今読みかけのんを読み終わったら読み始めます。楽しみだなぁー。

    時々書き込みのある本(あたしは買わないけど)とか見て面白いなぁと思ってたのですが、押し花は盲点でした。

    この間買った古書店めぐりのガイドブックに、“神保町は本を皆で共有する場だ”というようなことが書いてあったのですが、ちいさな古本屋さんを利用するのもそれに似た感覚なのかも…とちょっと思いました。
    んと、うまく言えないですけど、思いとか持ち込まれる本の種類とか微妙に違うのかなって。
    ブックオフは実用的なものを探すのに向いてるのかも。

    by nao i — June 16, 2006 @ 2:55 am


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