Dec 4th, 2006

今日のおでん Dec.02

ai_anmo.jpgさて、willy ronis展cafe bikiniの後はお待ちかね、おでんです。つかこのためにこの日は集まったの。お店は今年の春にも行った“愛ちゃん”。ここに行くことはもうキメなのでした。

行くはいいけど、なにせ間口の狭いおでん横丁のお店のこと、いっぱいだったらどうしようー?なんてちょっとドキドキしつつ暖簾を掻き分け、ガラス戸の向こうから覗いて見た。
前のときと同じく“愛ちゃん”の愛ちゃんが目ざとく見つけてくれて「何人?」
3人だと答えるとお客さんたちに「ハイ、アンタたち、もうちょっと奥に詰めてくれる?そうそう。」ってな具合であっという間にぴったり3人分の席が出現(笑)。この辺のてきぱきとした仕切りっぷりがまた好きだったりするのです。

*以下、だらだらと暴力的に長いです。読み返してないし…

席に着くと「アンタたち、何飲む?」
もたもたしてちゃいけません。ちうことで「ビール!」
「どれ?キリン?アサヒ?サッポロ?」
心の中ではアサヒかサッポロだったわけですがazuさんにおまかせ。とりあえず上着とカメラと荷物をどうにかしたいー。
が、まだ上着をもたもたしているうちにビール到着。そして「どれ取る?」「…お餅!」
というわけで上の写真のお餅が第一発目のおでんなのでした。なんだか慌てて撮ったのでへなちょこ写真ですが気にすんな。
これ大好きなのですよ。油揚げの中にお餅(愛ちゃん風に言うと“あんも”)が入ってて、それに静岡おでんのダシがしっかり滲みてたまんねーの。
そしてビールでカンパイしつつおでんをつまんでると「なんか焼こうか?レバーとかタンとか。」ということでレバーを。
愛ちゃんとこのおでん鍋の横には七輪が置いてあって、お湯を沸かしてるんだけど、焼き物のときにはこれで焼いてくれるの。このレバーがまたおいしかったー。七輪ばんざい。タレの味もいい感じ。 :)

実は前に行ったときにおでん2軒目だったのでお腹がいっぱいで(しかも愛ちゃんとこのおでんは具がでかいのだ。)あまり食べずに飲めずにだらだらとしゃべってて「アンタたち、しゃべってばっかりいないで食べないと!」と何度となく怒られた(笑)のだ。というわけでちょっと緊張しつつ、でも今回はお腹が空いてたのでどんどん注文。

うちは最初のあんもと白焼(白い練り製品)と半月(半月型のさつま揚げ)と大根とじゃがいも。あれ、そんなもんだったかな。でもってビールの後は焼酎お茶割り。けっこう濃いの。でもなぜかぐいぐい飲めちゃうとこが怖い…(笑)。

ai_tomato.jpgお客さんの出入りがある度にだんだんと奥のほうへ奥のほうへと移動していき、だんだんとおでん鍋から遠ざかって行ったこともあり、また隣の席のおじちゃん2人組みのとこのトマトがやたらにおいしそうだったのでトマトを。なんだかやたらに美しくない?(笑)
でもってなんだか妙においしかったのでした。おでん食べてたからこうゆうさっぱりしたのがまたうれしいせいかも。

そうこうしているうちにまたもや愛ちゃんに焼き物を勧められ、今度はシソ巻き(チソウ巻き?)。これももちろん七輪で。
シソ巻きを焼いてもらっているととなりのトマトのおじちゃんがシイタケを注文。うまそうだーと言いつつカウンターの中のちょうど目の前にあるショーケースの中をチェック。キュウリの浅漬けらしいものがあったので「あのキュウリおいしそう」と言っていたらそれを聞きつけたらしい愛ちゃんが「キュウリ?糠漬けおいしいよ。コカブとね、キュウリ。」とまたおいしそうなものを言ってくれるのでそれも注文。
でっかいキュウリまるまる1本とコカブ葉っぱ付き1コと人参ちょっと。思わぬボリュームにびびったんだけどこれがまたほんとにおいしいの。コカブってあまり好んで食べないほうなんだけどおいしくてボリボリ食べちゃいました。

ai_otosan.jpg基本的に愛ちゃんはおでん鍋のあたりで采配を振るっていて(愛ちゃんに通う歴が長い友だちに言わせると「どうもおでんをお客さんに取ることに使命を感じてるみたいなんだよねー」だそうだ)奥のほうに旦那さんなお父さん。
気付いたらお父さんの目の前まで移動していたの。このお父さんがまた白髭でかっちょいいのだ。
というわけでお父さんに「写真撮っていい?」って聞いたら「(エプロンが)めざ○しテレビだけどいい?」ってゆってちょっと静止してくれた。んー、かわいい。
その辺からお父さんとおしゃべりが始まったんだけど、お店、こないだまで1ヶ月ちょっとお休みしていたんだって。ちょうど昨日からお店を開けたんだよって。わお、ちょうタイミングいいー。よかったー、1週間早くに行っていたら閉まってるお店見て愕然とするとこでした。
そして愛ちゃんちがカトウ氏と同じ町だと分かりまた盛り上がる。

今回は他のお客さんともちょっと交流したり、ずっとにこにこしっぱなしのひと時でした。
そして「また来まーす!」ってゆってお店を後にしたのでした。楽しかった+おいしかったー。また行きたい!

ちなみに焼酎…濃いって分かってたくせに調子よく飲んじゃって、おうちに帰ったらすっかり酔っ払いになってました。
つか愛ちゃんの後にさらに飲み屋街端のお気に入りの小さなバールで2杯ほどひっかけたのがそもそもの間違いなんだけど、でもそのバールに辿り着くのに同じ場所ぐるぐる「あれ?」なんつって探し回ったってことはもうその時すでに酔っ払いだったってことだわね…。
これからの年末シーズン、お酒はほどほどに!(とかゆって特に忘年会とか行く予定ないのですが。誰か飲もうぜー/笑)

by nao :: 00:31 :: oden, shizuoka life

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4 comments


  • 静岡おでん、naoさんのブログでうまそーだなあと思っていたんですが、ビールのCMとか、最近のおでんブームでテレビで頻繁に見るようになって、おでん横丁に一度いってみたいなあと思うようになりました。
    食べる楽しみもさることながら、お店の雰囲気を楽しみたいって気持ちが強いんです。こればっかりは行かないとわからないからなあ。
    とりあえず夕食はおでんかな。。。

    by んちば — December 6, 2006 @ 10:39 am

  • そう、ビールのCMに使われているみたいですね。
    お店の雰囲気だったらやっぱりぜひおでん横丁へ。 :)
    ってもうちょっと静岡と北海道が交通の便よければいいのですけどねぇ…。

    北海道で作るおでんはどんな感じなのかしら?

    by nao i — December 6, 2006 @ 10:23 pm

  • たぶん地域とか出身とかの背景によってかなり違うと思うのですが、僕が印象にあるのは「チビ太のおでん」みたいな割り箸に▲●■と刺したようなやつに甘い味噌をつけたやつなんです。それも味噌以外はほとんど味付けなしというとても貧しい感じの物(^^;お祭りとかの出店で売っていたりして、外で食べるイメージ。それが妙に郷愁をさそうというか。。。
    こんにゃくは白が定番なんですよ。おでんに限らず。
    普通の煮込んだものは、あまり特徴的な具はないと思います。カニとかホタテとかは料理屋さんにはあるかもしれないですが一般的じゃないですね。それとちくわぶは知らない人も多いんじゃないかなあ。
    僕の狭い認識の範囲ではありますが、そんな感じ。

    by んちば — December 7, 2006 @ 9:54 am

  • わーい、北海道のおでん事情ありがとうございます。 :D

    おお、正しい“田楽”の姿っぽいですねぇ。
    白いこんにゃくといい、なんとなく上品っぽく感じます。

    ちくわぶは静岡でもあまりメジャーではないんじゃないかなぁ。実はうちもちくわぶって食べたことあるような気はするけどあまりピンと来ないものなのです。
    代わりに(?)なるとはけっこう多いかも。それも縦半分に切った長いのを串刺しで(笑)。

    by nao i — December 8, 2006 @ 9:42 pm


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