Jan 8th, 2007

dvd :: Carnages

B0002KVDCW めざめ
デルフィーヌ・グレーズ アンヘラ・モリーナ キアラ・マストロヤンニ
日活 2004-09-10

by G-Tools

めざめ デルフィーヌ・グレーズ監督
『“第2のアルモドバル”と世界で注目を集める女流監督、デルフィーヌ・グレーズによる長編デビュー作。』というDVDのパッケージに惹かれて借りてきた。
アルモドバルといえばトーク・トゥー・ハー(あれー。過去にレビュー書いた記憶があるんだけど、ない。どうやら2004年以前の消失したアーカイブに含まれてたみたいだ。がーん。この映画でカエターノ氏がククルクク・パロマを歌ってるのがもーのすごく沁みるの。いまだに時々思い出しては切ない気持ちに陥るほどに…)、トーク・トゥー・ハーと言えば闘牛というわけであの、濃いスペインの画を期待して借りたのよね。

…この監督、女性でしょ?フランス人でしょ?スペイン人でゲイなアルモドバル監督のあらゆる意味での濃さとは比較にならないと思った。
フランスの女流監督の作品として観たら面白かったんだけど、“第2のアルモドバル”には疑問。amazonにはこの1本しか出てなかったけど、他にも作品あるのかな?あるとしたらそっちはまた違うのかな?
あ、こっちには『2002年のカンヌ映画祭で注目を浴び、第二のフランソワ・オゾンと呼ばれた』って書いてある。こっちのほうが納得。(つかオゾン監督もゲイですか!今知った。びっくり。つか最初女性かと思ってたのでした。)

ストーリーは複数のフランスやスペインの家族たちの話が少しづつひとつの闘牛(闘牛士は牛に突かれて入院、牛は倒され解体)に繋がってゆくというもので、「おお、ここでこう繋がりが!」って感じで面白かった。
DVD特典の相関図のメインが牛というところがツボ。

by nao :: 02:16 :: dvd/cd/book...

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