dvd :: 2046
昔、ウォン・カーウァイが好きだったので観たかったんだけど、キャスティングでいまひとつ納得出来なかったひとがひとりいたがためにずっと観なかったのだけど、ついに観てみた。つか、借りるとまるでウォン・カーウァイ作品が好きなんじゃなくて、アレのファンだと誤解されそうで…。ま、そこまでいちいち気にする必要もないんだけど、とりあえずそのキャスティングが気に入らなかったのだよ。絶対そうやってなかなか観ないでいたひとってけっこういると思うよ。ま、考えてみればこの監督はいつも人気俳優ばっかり使ってるから日本のアイドル使ったって何の不思議もないんだけどさ。(でもやだ)
再生して始まった途端に「あれ？吹き替え？」と思って設定確認しちゃった。なんでしょっぱなからしゃべってるんだよー。
そしてどんな役やっても役になりきれてないのは今回も同じ。今やってるドラマでもそうらしいけど、時代とかぜんぜん関係ないっぽいね、このひと。もー、どうでもいいけど。
で、そこんとこ抜かして観れば相変わらずのウォン・カーウァイ＆クリストファー・ドイルらしい映画でした。出てくる女たちがまた誰も彼も「女」で、素敵だし。音楽の使いかたもさすが。
でもふと、このトニー・レオンがやってる役って、レスリー・チャンっぽいなぁと思ったら悲しくなってしまいました。いつだってトニー・レオンが正しいひとっぽくてレスリー・チャンが表面では少しひねくれた癖のある役やってたってもんなぁ。
どうしても最近、映画を観てるともういないひとのことばっかり考えてしまう。なんだかすっかり年寄りの気分です…。
チャン・ツィイーの「ジャスミンの花開く」今度借りてこようっと。つかそれ以前に未だに「初恋のきた道」を観てないのだ。すっげい泣けるってゆう友だちと、ぜんぜんそんなことなかったという友だちとなぜかまっぷたつだったので、「あんまり泣けるのもなぁー」と思ったり「泣けるって期待してがっかりするのもなぁー」というのとがないまぜになって見送ることはや数年(笑)。あったかくなっちゃう前に今度こそ借りて来ようっと。(今年は「え？まだその映画観てないの？」というやつをクリアしていこうと思っているのでした。案外そうゆうのが多いのだ。ま、ハリウッド系は放置ですが)
by nao :: 21:43 :: dvd/cd/book...
