May 22nd, 2007

dvd :: EU TU ELES

私の小さな楽園。
ブラジル映画。

シティ・オブ・ゴッドとどっちを借りようか悩んで、こっちのほうが平和そうだったのでこっちを借りてきた(笑)。



とにかく映像が美しかったです。ブラジル映画ってなんでこんなに美しいのかなぁ。
やっぱりブラジルって映像が綺麗なのかなぁと思ってしまう。光線の具合とか。
でも、光だけではなくて、ブラジルの田舎の村の広大な土地を含めた構図とか、とても素敵でした。

お話としては主人公の女性があたしには美人に見えないのがまたアレですけれども(笑)、強くて、案外したたかな彼女の姿はなんてゆうか大地に根ざしていて命に満ちていました。嘘ついてるけど嘘がない感じ。
ちょっとうらやましかったです。

出てくる男たちも三人三様で。
旦那のエバりっぷりに最初はどうかと思っていたけど、だんだんとなんだかかわいくなったり、何回か観ているうちにいじらしくなったり。愛情表現がへたくそすぎ。傍で見てると分かるけど、あたしはきっとこうゆうひとが周りにいたらその心中をなかなか理解出来ないだろうなぁ。というか理解出来てるかどうかですごい不安に陥ってキライになることにしてしまいそう。(…というようなことが昔ありました/笑。キライになったわけじゃないけど、すごい割り切ろうと努力してしまったのだ。つか愛情表現がへたくそすぎなのはあたしのほうもだ。まぁいいや。どうせとうぶん愛情表現の出番ないもん…)

お話自体は何度か観ているうちにだんだん好きになって来た。
映像はもう、最初から虜でした。

それが、もう、写真で撮りたいようなシーンがあちこちに。でも、あたしに写真の才能はやっぱりないなぁということをあらためて気付かされてしまいました。
例えば何もない土塊だけの道をトラックが走り去ってロバだけが取り残されるシーン、トラックが走り去る間ふと「もしあたしがこのシーンを写真として切り取るなら、トラックがどこにいる構図でシャッター切るかなぁ」ってふと考えた。考えたんだけど、どの位置でもいい気がして決められなかった。
あたしの写真の構図がいつもあやふやなのはこうゆうことか…となんだか分かった気がしました(笑)。いつも適当だもんなぁ。

ああ、それでもカメラ持ってブラジル行ってみたいなぁ。

by nao :: 01:29 :: dvd/cd/book...

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