Sep 10th, 2007

tokyo 070908 #laforet museum

さて、ブラジルフェスを少し早めに切り上げて向かった先はラフォーレミュージアム。
ヤン・シュヴァンクマイエル & エヴァ・シュヴァンクマイエル展に行きたかったのでした。

ヤン・シュヴァンクマイエルといえばあたしの中では“悦楽共犯者“なわけですが(ちうか、田舎暮らしではそれ以外の作品に触れる機会ないし。そもそも“悦楽共犯者”自体、NHKのBSか何かでやってて観たんだった)、あの映画はかなり心惹かれるものがあったので。

彼と(故)奥さんの作品がところ狭しと展示されていて、まさにエロスとタナトスの世界でした。理解しようと思ったらものすごく大変だと思ったけど、そんなに予備知識ないので彼らの作り出す世界を楽しむ感じで見てきました。

判じ絵はチェコ語が分からないと分からないんだろうなぁー。うちにはさっぱり分かりませんでした。その絵が描かれた背景とかも分かってなかったし。
全体的にヤンの作品のほうがエヴァのものよりも好みだった。けど、2人共同で描いた作品ではエヴァの描いた部分が好きだった。
なんか、こうやって共同でものを作り出せる夫婦ってすごいよねー。今さらだけど。これだけの他とはまったく違うスタイルを築いていると特にお互いの距離やスタイルを保ったり認め合うのも大変だと思うんだよね。そういう意味でも興味深かった。

江戸川乱歩の“人間椅子“のイラストを手がけたということでその原画も見れた。事前情報で展示があるのは知ってたけど読んだことなかったのよね。ちらりと立ち読みしたら続きが気になってしまいました…。本買うべきでした。今度買いに行ってこよう。今月は赤貧なので来月以降…。

まったく彼らの名前も作品もあたし以上に全然知らなかった友だちも楽しめたと言っていたのでよかった。

ほんとはこの後さらにバリー・マッギー展にも行きたかったんだけど、体力切れ(笑)。ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展は9/12で終了ですが、バリー・マッギーは9月末まで。あたしは行けそうにないなぁー。なにしろ赤貧…(涙)。

oysterその後はけっきょく行こうと思ってたサルサクラブはいろいろな思惑により今回は見送って、アトレ品川でまたもや牡蠣食べて帰ってきました。
思惑+頭痛のせいでサルサクラブ行くのやめたんだけど、牡蠣食べたら知らない間に頭痛治ってた。治ってみたらやっぱりサルサクラブ行っておけばよかったかなぁって思ったりもしたんだけど、またあそこはサルサに興味のある別の友だちと行くことにしよう。誰かサルサクラブ行きたいひといないー?(来月以降で/笑)
帰りはひさしぶりに新幹線。1年以上ぶり(笑)。確かに速いから楽ちんだけど、速いとは言え1時間以上かかるのでバスでいいやって思った。夜遊びする場合なら“ながら”なんだけど、この日はまだ青春18きっぷの利用期間中だったから乗らなくて正解だったと思う。(前に期間中に沼津から乗ったらデッキまでひとがあふれてて、しゃがむことさえままならなかったのでした。酔っぱらってたのにー)

by nao :: 02:21 :: art, diary, go somewhere

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