“「昭和」を撮る”
こないだから楽しみにしていた木村伊兵衛氏の写真展、よーやく行ってきました。
楽しみにしていたと言いつつ行くのが遅れたのは、どーにも風邪でダルくって。
今日もなかなか動く気になれず、どうしようかなー?って感じだったんだけど、今週の日曜日で終わっちゃうし、今度の休みは土曜日=混雑してそうということでなんとか今日行ってきました。
けっきょくぎりぎりの時間(6時迄なのに5時過ぎ着…)になっちゃったけど、逆にびっくりするくらい人がいなくてとてもせいせい写真を観ることが出来ました。
今まで観たことのあるいろんなひとたちの写真とはまたちょっと違うものを感じました。
最初はなんだろう?どこがどう違うのかなって分からなかった。
「那覇の市場」あたりを観たところからふと思ったのが、自然なんだよねぇ。自然な写真ってこうゆうことか!!と初めて知ったと言ってもいいかも知れない。
生き生きしているとかゆうのとはまた違って、ほんとに力みのない感じ。その写真の前後の情景が目に浮かぶようでした。つか、そのまま動き出して彼らの生活が始まっても驚かないんじゃないかってくらいに(いや、驚きますけどさ、比喩ですもん)テンションがない滑らかな時間枠の中の一片を映し出していました。
アラーキーが言ったらしいけど「決定的瞬間の一歩手前」って表現される木村伊兵衛の作風、なるほどなって思います。
今度のお休みは土曜日だけど、最後にもう一回観に行って来ようかなー?
by nao :: 22:53 :: art, photo, shizuoka life
2 comments
comment!
tb: http://mdlm.ciao.jp/blog/archives/971/trackback
RSS feed for comments on this post.
これ、僕も見たいです!
by んちば — October 18, 2007 @ 9:20 pm
>んちばさん
ぜひ!
京都の何必館のコレクションだそうですので、また他のところでも企画あるかもですので。
おすすめですよー!
by nao — October 19, 2007 @ 12:48 am