Nov 4th, 2007

dvd :: cuban music video 2本

まさしくぽすれん様様な感じで、近所のtsutayaになかったDVD観まくってます。
というわけで2週に分けてキューバのバンドネタのDVDを観たのでまとめて。

 
ポプラルは、ダビというプロデューサーがまとめるチャランガ・アバネーラというバンドのドキュメンタリー。映像特典に村上龍氏のインタビューもあって、キューバの音楽事情知るのにけっこういい感じでした。ついでに、「ああ、キューバって社会主義国だったんだっけ」ってゆうのも今更ながらに認識しました。
ちょっとアイドルっぽい人気者なんかもいたりして、“POPULAR”(ポプラル=ポピュラー)という言葉がぴったりな感じでした。

ミュージック・クバーナ(公式サイト)のほうは、ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブのピオ・レイバと、若手ミュージシャンとがセッションをするという映画。ドキュメンタリーっぽいけど映画でした。
最初のほうで、タクシー相乗りするシーンがあるんだけど、途中から乗り込んでくるおばちゃんは映画「サルサ!」のゴヤ役のひとでした。カメオ出演?ちょこっとだけどいい味だしてます。
ついでに日本人が何人か出てくるんだけど、なんか…ほんとに日本人?いつの時代のひと?みたいな感じでしたが、ほんとに日本人だったのでしょうか。(外国映画に出てくる日本人役のひとのわざとらしいお辞儀には辟易です…。次の瞬間「ニンジャ!」とか言い出しそう。ついでにポプラルで出てくる日本人女性のある種典型的な英語トークも…。前にダヴか何かのCMでインタビューっぽく語ってるやつ、ひとりで語ってひとりでうんうんうなづいてる感じの…。あんな感じ)
ヴェンダースが製作総指揮。映像がとてもステキ。あんまりこの映画の情報ないなぁと思っていたら監督のインタビューがありました
ピオ・レイバがとてもかわいくて、粋でステキでした。そして、東京公演のシーンみたときにまっさきに感じたのは「このお歳で東京に連れてって大丈夫なのか?」という心配でした(笑)。昨年春にお亡くなりになってますが…。残念です。

ポプラルのほうでも感じたんだけど、若手のひとたちの歌は詞にキューバや自分のことを肯定的に表現している言葉が多いみたい。でもって、「さぁ、一緒に楽しもうよ」みたいな感じ。
それと、世代が変わって、新たなものを取り入れてもキューバンミュージックの骨格はしっかり受け継がれていてステキだと思った。

ポプラルのほうは村上龍氏が絡んでいるから当然として、ミュージック・クバーナのほうでも日本公演のシーンが出てくるって…キューバが親日だからかなぁ?

by nao :: 16:06 :: dvd/cd/book...

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