Nov 6th, 2008

dvd :: サンキュー・スモーキング

そういえば最近ぜんぜん、観たDVDのこと書いてませんでした。
ええと、なんだかんだでちょこちょこ観てます。
かなり放置してたので、その中でもおもしろかったのだけ、ピックアップして備忘録として残して置こうかと。

というわけで、まずはサンキュー・スモーキング。

これ、劇場公開のときから面白そうと思ってたんだけど、なんとなく段々とめんどくさい映画なのでは?という気がしてきて借りないでいた映画でした。
タバコ産業のロビイスト。ディベート合戦。なんてな言葉が並ぶと、ちょっとめんどくさそうじゃないですか?



ところが、確かに内容は論争術をたくみに駆使してタバコ業界のPRをする話なんだけど、一般人にアピールする仕事だからか、そんなに難しい言葉を使わずにうまいこと相手の非難を潜り抜ける様は見事で、楽しめちゃいました。憎まれ役ということを自覚しながら、ニヤリと笑ってこなしていく”サラリーマン”っぷり。
これ、タバコだからこそ面白いんだろうなぁー。兵器やアルコールではこうはいかない気が…。
タバコ吸ってるひとも吸わないひとも、みんなタバコは体に悪いということが前提だからかな?喫煙者は悪いと分かりつつ喫煙を正当化しようとしてるところへ、「タバコが害だなんて誰が言ったの?」みたいなスピーチで喫煙者も嫌煙家も意表を突かれてやられちゃうみたいな。ぬけぬけと言えちゃうキャラクター勝ち。
父子のじんわりする部分もありつつ、最後はやっぱりニヤリとする感じで終わり、楽しめる1本でした。

あ、タバコ業界のトップの発言…これってかなり酷いことを言わせてるわけだけど、タバコ業界からは文句出なかったのかなぁー?

by nao :: 18:34 :: dvd/cd/book...

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