May 15th, 2009

empanada

090513_2134_0001おととい、20時過ぎに帰ってきただんなさん。empanada(南米のミートパイ)をお兄さん宅で作っていて遅くなったのですが、「そんなもん作っている暇あったら、土曜日のイベントの準備せいっ!」と鬼嫁にキレられた(事情により夕方までには帰っていないといけないというのもあって)わけですが、翌日になって、イベントのメニューにempanadaも入れようかと思って試作品を作っていたことが判明。
なかなかおいしかったので、メニュー入りが決定しました。

試作してきたempanada、2種類作ってました。中身は同じなんだけど、生地の作り方が違う。
ひとつは一般的な練りこんだパイ生地。
もうひとつは何層もの層になったさくさくパイ生地、いわゆるミルフィーユ。
これ、スペイン語ではmil hojas(mil=千、hojas=葉っぱ/読み方はミルオハス)と呼ぶのだそうです。ちなみにミルフィーユはフランス語でmille feuille(mille=千、feuille=葉っぱ)で同じ意味。たぶんフランス語のがオリジナルだと思いますが。カタカナ語をそのまま日本語に持ち込む日本と異なり、スペイン語圏って外来語はきちんとスペイン語に変えてることが多い。固有名詞な地名も変えちゃってるくらいだし(ex.ニューヨーク=nueva york)、そんなわけで、彼とドラマ見ててもICU行きだね~とかDNA検査だね~とか言っても万国共通だと思っていた略語通じず(笑)。

さて、パイの話に戻りますが、今まで食べたことのあるempanadaはパイ生地が均一な練りこんだパイ生地のもの。口の中の水分取られ系。でも、うちのんが今回作ってきたのは若干層を成していてしっとりおいしかったです。
もうひとつのmil hojasのほうはもっとパイがさくさくしていて、あと具とパイ生地との間が密で、個人的にはこっちのほうが好みでした。

まぁパイを折りたたんで伸ばして…という工程がけっこうめんどくさくなるので、実際にはどっちを作るか分かりませんが。
しかし、この人、お料理どこまでやる気なんでしょう…(先日は、お兄さんとペルーのソーセージ作るためにネットで大学の恩師の講義を受けてたし…。)

だんだん採算度外視なイキオイになってきた気がしますが、赤字にならない程度にがんばりますー

by nao :: 16:47 :: food, latin

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