Aug 1st, 2011

今年は陸路で西伊豆

la peninsula bonitaここ2~3年、お盆時期に西伊豆土肥に行ってましたが、昨年はクラゲに刺されたし、夏も終わりな感じが寂しかったりしたので、今年は7月のうちに。(7/17~18の話です。うっかり書きかけのまま2週間も寝かせてしまいました)
去年、フェリー乗る時に車料金が思ったより高くないと言っていたので(実際は高くなくはない)、フェリー+車かと思いきや、陸路で行くことに。ちなみにフェリーで行く場合は、静岡-清水間15分、清水からフェリーで土肥まで65分、待ち時間とか入れても2時間かからずに行けてしまいます。
車で行く場合は静岡-沼津間が高速で45分、沼津から土肥まで、伊豆のまん中の道を通って2時間弱だけど、海沿いだと2時間半。
そして運転手(だんなさん)は海沿いをチョイス。日頃長距離走りたがらないくせに一体どうしたんだろう?
そんなわけで朝7時に出発しました。

早くに出たおかげもあって、そんなに酷い渋滞もなくスムースに伊豆半島へ。
上の写真は戸田を眺める出逢い岬という展望スポット。目で見た時にはもっとなんかオーラみたいにキラキラしてた。
戸田まで来たら土肥はもうすぐ。
過去一番の遠出は浜松(静岡から70km)という運転歴のだんなちゃんが、カーブだらけな伊豆半島をけっこう普通に運転してた。おかげさまで絶景堪能したー :)

土肥へは10時くらいには到着。けっこう順調でした。

近くのコンビニでビールも買って、うみー。
台風が近づいてましたがこの日はピーカン。
超いいお天気でした。

土肥の海は、海藻がもりだくさんだけど、けっこう空いてるし平和な、いかにも西伊豆なのんびり感がけっこう気に入っててつい毎年来てしまうのです。ビーチに温泉ボートがあるとかいうのもいかにも(笑)。

dawn海を堪能したところで、宿で温泉。
ものすごい安い素泊まりの宿なんだけど、場所はビーチの目の前という絶好のロケーション。お風呂はもちろん温泉、源泉掛け流し。お風呂からもビーチが見えるんだけど、ビーチからもお風呂が見える仕様(笑)。
海に沈む夕日を見れるかなーと楽しみにしてたらあいにくの雲。台風がこっちに向かっているので仕方ないけど。それでもちょうどレスキューの監視台なんかがあったりしていい雰囲気でした。

dawn日が落ちたところでご飯を食べに、土肥の町へ。
もともとあんまり土肥って歓楽街的なものは無いみたいで、よくあるなんとか銀座みたいなやってるんだかやってないんだか分からない店が立ち並ぶ町並み。うっとり。

ふらりふらりと歩いて、いくつかの魚料理のお店の中から、だんなちゃんのレーダーにひっかかったお店へ。



かね半というお寿司屋さん。
宿のHPにお勧めのご飯処がいくつか載ってたんだけど、そこに載ってたお店でした。確かそのHPでは父子でやってるように書かれてたんだけど、息子さんが切り盛りしてた。

海でさんざんビール飲んでおつまみ食べてたのでそんなにお腹空いてなくて、地魚の握り盛り合わせをひとつ、それとイカ軟骨のピリ辛揚げとビールを注文。
お寿司はその時その時でネタが変わるみたいで、手書きでお魚の名前を書いてくれてました。こうゆうのちょっとうれしい。マルがついているお寿司は塩でどうぞとのこと。添えられたお塩は手作りだそう。(土肥の海の塩かな?海のどの辺りから採ったとか考えるといろいろアレだけど、マイルドでおいしかったので考えないでおきます…笑)
金目鯛の握りー!贅沢だー。お寿司はどれもおいしかったです。
イカ軟骨もおいしかった。

お店は息子さんがカウンターで握って、お父さんとお母さんがお運びと裏で揚げものとかの料理をやってるみたい。
時期柄けっこうお客さんも多くて、あたふたしている感じなんだけどなんだかそのやりとりとかが面白くてうちのだんなさんはかなり喜んでた。
そいえばお寿司屋さんに連れてったことなかった…。すっかりお寿司屋さんの雰囲気が気に入ったぽい。

途中で鹿の握りなんてのがあると知って、ちょっと食べてみたいなぁーと思ったんだけど、けっこうお客さんが入ってて忙しそうでなんとなく1貫だけ頼むのも気が引けて、ビールと追加でタコの唐揚げ食べて帰ってきました。
オフシーズンの暇そうな時とかに行ったら面白そうなお店でした。(食べなかったけど、深海魚の握りで有名なお店だったらしい)

そんな感じでその日は終了。
出逢い岬から、戸田戸田港翌日は台風接近のため、午前中のうちに帰途に。
前日はキラキラしていた戸田も、どよよんとしてました。

戸田の海水浴場見ていきたいと思ったけど、駐車場が有料、入江になっているので寄せて止めておけるほど道路に幅もなく、港から少し眺めて再び帰路へ。

行きにも見かけて気になっていた、山道にところどころ立てられた「コーヒードーデスカ」という看板、ちょっと小腹が空いてきたこともあってその看板を辿ってcafeへ。
アザセボラというcafe、看板に書かれたわんこはcafeの看板犬でした。
手作り外階段を上がってcafeのドアを開けたらすぐそこにビーグルの鼻面が。か、かわゆすー。
(ここまでの写真はすべて未現像filmに…。はやく現像しないと。)

お店は手作り感満載な木の建物。一部土のままの床から木が生えてたり、ちょっと大きなツリーハウスというような趣。
ちょうどお客さんが切れたところに来たみたいで、一番富士山がキレイにみれる席に案内してもらいました。晴れてたらなー。
ちょっとボケたけどカプチーノ。
おまけで伊豆の特産、ニューサマーオレンジくれた。見た目よりも酸味が柔らかで甘いオレンジ。久しぶりに食べたけど、おいしいなー。
途中で2組ほど来て、うち1組は窓から離れたところの席になってしまったし、うちらもそうそうのんびりしているとお天気が気になるしで、お暇。帰りには今度は近所で採れたという茗荷をお土産にいただきました。(それがきっかけで、今のマイブームは茗荷たっぷり素麺。)

沼津まで戻り、高速でさくっと静岡へ。
…のつもりが、沼津-富士間のまん中あたりから渋滞。
インター入る前に、沼津-富士間で事故有り渋滞5kmってみた気はしたけど、そんなもんじゃないと思ったら…富士-清水間が高波のせいで通行止めになってました。どうやらそのせいで富士のICへ降りる車で渋滞してたぽい。
しんぼーづよく我慢して我慢してじりじりと富士IC近くまで辿り着いたんだけどさ、渋滞の列にきちんと並んでいる人達を横目に、路肩を走ってくるバカがけっこうたくさんいるんだよね。腹立ったわー。それもおっさん多し。関西ナンバー多かった。そりゃね、東京かどっかに行って、連休最終日の昼過ぎに富士で止まってたらやってられないと思うのは分かるけどさ、こうゆうのモラルってゆうんじゃないのかね。あー、腹立った。

富士市内は多少別ルートで距離稼げたけど、その後の国1バイパスはずーーーっとたらたらと渋滞でした。
高速の交通止めは下りだけだったので、高速上り車線を走り抜ける車をなんとなく恨めしく見ながら富士川越えて新蒲原…
テラ高波でした。
たまに車に波飛沫かかってたですよ。ひぇぇ。
家の近所の道も、いつもの海沿いの道から1本山に入ったほうの道を通ったんだけど波飛沫が舞ってて視界が白かったー。

そんなこんなで、家に着いたら夕方5時を回ってました。途中の休憩も含めて7時間…。
興津のあたりで清水から土肥に向かうフェリーが見えた。フェリーで帰ってきたらあっさり1時間半で来れちゃってたんだよね。意外となかなか欠航しないし。道路情報はきちんと確認しましょうの巻でした。

そんな台風でがしがしな帰途でしたが、前日のもんのすごい好天のおかげで1週間後には風呂場の下水が詰まるほどに夫婦そろって皮が剝けまくりましたです。
なにはともあれ楽しかった!
さて、あともう1回くらい海行けるかなー?

by nao :: 17:45 :: diary, go somewhere, shizuoka life

line.gif

comment!

tb: http://mdlm.ciao.jp/blog/archives/6981/trackback

RSS feed for comments on this post.