Jul 5th, 2009

el cafecito

090705_08440001朝はパン派の我が家、必ずコーヒーを淹れます。あたしがアンチコーヒーメーカー&アンチインスタントコーヒーなのでハンドドリップ。

で、長らくKalitaの銅ポット(900)を愛用していたのですが、先日壊れました…。というか、壊しました…。注ぎ口の付け根に穴が空いてしまい、水漏れ。

この銅ポット、昔バイトしていたお店が撤退したときにもらったもの。実家にいたときは小汚い色が母に嫌われてましたが、個人的にはその使い古した色が気に入ってたし、何よりも細口で湯量をコントロールしやすくて、おいしいコーヒーを淹れられるのであたしは愛していたのです。これにHarioの円錐型ドリッパーの組み合わせで完璧。(ドーナツドリッパーも試したいところですが、静岡では売ってるお店が無いので…)
で、このKalitaの銅ポット、新たに買うとなると1万超え…。
さてどうしましょう?

当座しのぎにまずはHarioの水出しコーヒー。
夏場のお気に入りですが、抽出に時間がかかるのと、前日の夜に仕込んで置くのを忘れること多々。フィルターに粉を入れて水をなじませたら、後はフィルターから落ちる水量に合わせて蛇口を調整してポタポタと水出し。けっこう手間かかるのも毎日やれない理由のひとつ。

次にコーヒープレスも試したけど粉っぽさを感じて決定打にはならず。楽でいいんだけどね。

そして、スーパーでPilaoと目が合ったところで、道が開けました。
うちにはBialettiがいるじゃないか!
一人暮らしを始めた頃に買って、たまにエスプレッソ豆を買うと使ってたんだけど、ここしばらくはぜんぜん出番が無かったのだ。
しかもエスプレッソはペルーのコーヒー事情(?)にも適っている。現地でcafe con leche(フランス語ならcafe au lait)を頼むと、ミルクが入ったグラスと濃いコーヒー液の入った醤油差しのような入れ物が出てくるのだそう。醤油差しに入ったコーヒー、想像するにそれはエスプレッソなのじゃないかと思うのですよ。分からないけど。

で、Pilaoでエスプレッソ作ってみたのですが、これがなかなか。チョコレートみたいな香り、濃厚で美味しい。ミルクをどばどば入れても負けない。250gパックで300円台というお値打ちですが、その辺はコーヒー大国ブラジルの強みか。そしてだてにイタリア人人口が多いわけではないということか。

当分これで朝のコーヒー生活はしのげそうです。
さて、そうは言ってもポットは欲しいわけですが、やっぱり銅ポットは手が出ません。どれを買うべきか…。ステンレスの細口を検討していたんだけど、今まで眼中になかった月兎のポットが浮上中。でも、今まで使ってた魔法のランプみたいな形状がお湯を注ぐのに一番適していると思うとなかなか決められない。同じ形でステンレスのものがあればいいのになぁ。
銅の調理器具を直してくれるようなところが近くにあればベストなんだけど。

まぁ、ゆっくり悩もうと思います。

by nao :: 16:28 :: diary, food

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4 comments


  • 月兎のポット、やっぱりきれいですよね。
    うちはそろそろ20年?なラグビー部やかん(正式名しゅう酸アルマイトやかんと言うらしい)で全てをまかなってるんですけどねー。←だめになる気配、全くないし…

    by tomo — July 5, 2009 @ 10:47 pm

  • tomoさん、
    ラグビー部やかん…そんな小難しい名前があったとは…(笑)。
    あのやかんも好きではあるんですが、お湯注ぐの不安定になりませんか?(中学の頃とか、給食の時間にやかんでお茶が出たんですが「おっとっと…」って感じでしょっちゅう零してました)

    by nao — July 6, 2009 @ 3:47 pm

  • naoさん、
    うちのは2Lと小さめなせいか、「おっとっと」って感じになること、ないです。あ、でももしかしてただ慣れてるだけかも?

    by tomo — July 6, 2009 @ 10:29 pm

  • ああ、あれは大きさの問題もありそうですよね…。そうかそうか。
    今、ちょっとググってみたら数十年もつらしいですね、あのやかん。
    あれで細口のを作ってくれないかな… :p

    by nao — July 6, 2009 @ 11:11 pm


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