Nov 7th, 2006

今日のおでん Nov.05 part.2

061105oden_iwaraya.jpgさて、競輪場でおでんを食べた後はもう1軒。
静岡っこには懐かしい場所です。
大浜プールそばのおでん屋さん、いわらやさん
きちんとした駄菓子屋おでんというところでしょうかね。
開けっ放しの入り口から入ると右手におでん鍋、左手にアイスのショーケースと駄菓子たち。
「これ!これ!」なんて言いながらおでん鍋のテーブルのまわりに置かれた丸イスに腰掛けると、お店のおばあちゃんがみんなにお皿を配ってくれました。

それぞれ好きなネタを勝手におでん鍋から取って粉かけて食べるのが静岡流。
ここのは味噌はついてませんでした。
甘み控えめで牛スジからのダシがしっかりしみこんだおでんは駄菓子屋さんの味。でもここのはアクがなくて、“見た目よりは意外とあっさりしている”静岡おでんの中でもあっさり。(でも味は滲み滲み)
ダシの具合もバランスよくておいしかったです。

数本食べて満足して、しばらくしたら他のお客さんたちが入ってきたのでお勘定して出ることにしました。
「ゴチソウサマ」って言ったらおばあちゃんが台の中から「どっこいしょ!」ってゆってお金入れをひざの上まで引っ張り出してお勘定。木の箱を区切ってお金を仕舞えるようにしてあるやつ。手持ち金庫の中身みたいな感じんの。ひさびさに見たなぁーこうゆうの。子供のころはよく駄菓子屋さんで見たっけ。
「えーーーーっっと。いっぽん80円ね。」
というわけで各々の自己申告でお勘定でした。大丈夫?もちろんウソつかないけどさ。
そしておでんの串が2種類、普通のと先っぽを黒く焼いたのとあったけど均一料金かいっ!(笑)
静岡おでんは串の先っぽのマーキングによって値段が違うのだ。普通は。

あたしたちの後から入ってきたお客さんたちはまだ若い世代のひとたち。
町の外れ、夏が終わればあんまり人が来ない海辺のお店でこうやってお客さんがちゃんと続いている(時間単位、年単位で)のってなんだかちょっと嬉しくなったのでした。

ああ、そうそう、今年の春におでん食べたおふたりさんへ。
横丁、2軒目に入ったあのお店、おばちゃんがちとヤバいらしいよ。若年性…とかってウワサで、もしかしたらお店辞めちゃうかもなんて話を聞いたのよ。
またもしよかったら行きませんかね?怒られないようにお腹ぺこぺこにして(笑)。

by nao :: 01:31 :: oden

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2 comments


  • そうなんですかー。
    季節も良い感じですしねー 行きますか? おでんで締めくくり みたいな。(笑)
    今度はがっつりオーダーしましょう。 

    メールします。:)

    by azukibean — November 16, 2006 @ 1:57 pm

  • 怒られつつもまた行ってみたいなぁーと思ってたお店だったので友だちからその話を聞いたときにちょっとしょんぼりしてしまったのでした。

    ま、それはそれとして楽しく!ぜひ行きましょうー。 :)

    by nao i — November 17, 2006 @ 1:02 am


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