Jul 20th, 2009

Baird Brewery Tours !

090719_16110001Fishmarket Taproom 9-Year Anniversaryの目玉のひとつ、ブルワリーツアー(工場見学)。
タップルームからぶらぶらと10分くらい歩いた建物がブルワリー。昔は蛸の加工工場だったそうで…。さすが港町沼津。

案内してくれたのは元英語教授のブルワリーワーカー。お名前忘れちゃった…。いい感じの砕け加減で楽しく案内してもらいました。

090719_16200001モルト。
モルトにはいろんな種類があって、作るビールの味わいによって使うものが変わるそう。モルトの色と出来上がるビールの色は比例してるっぽい。写真のはたしか、ペールエールを作る時に使うって言ってたと記憶。もうひとつ、ポーターなんかを作る時のももらったんだけど、そっちは黒くて香ばしかったです。ポリポリ齧ったけど、なんかおやつとしていけそう。

090719_16320001ホップ。
ビール作るのに使われるホップは3種類あるそうです。
大手ビール会社が使うのはホップオイル。オイルなので苦味はでるけど味わいが薄いんだそう。
一般的な地ビール会社が使うのが粉砕したホップ。小ロットで作るのに適しているけど、香りは弱い(…って言ってたんだったかなぁ?うろ覚え)
残るはホップ丸ごと。高いけど、香りも味わいも一番。
という紹介の仕方だけに、やはりbairdさんはホップ丸ごと利用。冷凍庫に保管されているホップを手で揉み砕いて匂いをかがせてもらったんだけど、確かに。baird beerの香り。
ここのビールがけして安くはないのも、材料にこだわりがあるからこそなんですな。

090719_16300001ポットは2つで1組で、ここで麦汁を作る。
これは1000リットル用のポット。もうひとつ、小ロット用の250リットル用のポットもありました。小さいほうはステンレスっぽかったので銅製のかっこいいほうの写真を。

昔、飲食やってた時にカルチャースクールでビールの勉強したり、某大手ビール会社のドラフトマスター(あんなんは半日のやっつけですが…)受講したりしましたが、だいぶ忘れてました。というわけで、ググったらいい感じのビール造る工程のサイトがありましたので貼っておきます。(このうちの3~5がここで行われる)
ここでホップを加えるんだけど、最初のうちに入れると苦味、中ごろに入れると味わい、最後だと香りがつくそうで、造りたいビールのイメージに合わせてそれぞれの入れ方や量が変わるんだそうです。なるほどね。

090719_16490001この後、発酵タンクから貯蔵タンクとビールは移されていって、最後に瓶詰め。発酵タンクとか貯蔵タンク辺りでは、つい工場好き魂でフィルム(コンパクトですが…)で撮ってしまったので現像待ち(正確にはフィルム撮り切り待ち)。

瓶詰めは大瓶は手作業、中瓶はセミオートマチックで、1ケース分くらいを手作業で機械に乗せると、詰めて打栓してくれるそう。打栓が終わったのを移すのも手作業。大変だろうけど、なんかその辺の人の手が入っているのもbairdの味わいな気がしてしまいます。

瓶詰めや樽詰めをする前に少しお砂糖を加えるんだそうです。酵母が生きているので、二次発酵することにより瓶詰め後に炭酸を増やすのと味わいが一段と深まるんだそうです。

最後に、顔っぽい&見方によってはエロっぽい瓶詰め機。
顔っぽい&見方によってはエロっぽい瓶詰め機
おっぱいボーンとか思ったのはうちだけでしょうか?

by nao :: 18:03 :: diary, food

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