mdlm -bekkan-

…うっかり涙がでちゃいそうになりました。

まずは昼、sibainuなmayumiさんが静岡にいらして、bikiniでご一緒させていただいたんですけれど、そんとき。
彼女のお友だちのところのベイビー誕生フォトを見せていただいたんです。（i pod photoを有効利用されてましたー）
まだ赤ちゃんがお腹の中にいるときのママとパパの写真たち。そして産まれた後のふたり＆彼らのお友だち。
mayumiさんがカチカチとi pod photoの画像を順番に見せてくださるその間と音がまたいい感じに響いてきて。最後のほうでつい…。
ぽろってなりそうなところをごまかそうとしたらなんかうまく感想言えなくなっちゃったんだけど（つかそこでごまかそうとするところがあたしのかわいくない点だと後で気付いた）あったかくてあったかくて…。いいもの見せてくれてありがとー。　：）
ぜんぜんうちは知らないひとたちなんだけどその写真たち、宝物にしたくなっちゃうくらいにあったかくて素敵なものでした。

そして午後、行こう行こうと思いつつ風邪で気力なくってのびのびにしてたロベール・ドアノー展に行ってきました。ドアノーといえば「市役所前のキス」と「ピカソのパン」を知ってたくらいの程度の知識でしかなかったんだけど観に行ってほんとによかった。
視線にね、すごく愛を感じるの。パリ郊外で産まれてパリから１歩も外に出なかった写真家。パリの市井をすごく愛しててあったかくてユーモアがあって。ああ、この人はほんとにパリが好きでそのことをきちんと知ってて全うしたひとだなぁって。
で、つい観てるあたしも笑顔になってしまったりして。
そして最後のほうのボードに亡くなったドアノーを悼んでアンリ・カルティエ・ブレッソンが“彼はもういないけれど彼の愛に満ちた視線は写真の中に今も残ってる”というような（うろ覚えです）言葉を寄せていて、それを読んでまたぽろりときそうになった。…のをまたぐっと我慢した。（ほんとかわいくない）
30日までやってるのでまた行きたいなぁー。
１時間半くらい、ゆっくりと観てまわって、出てきたときになんだか体中をやさしくマッサージされたみたいに全身がやわらかく軽くなった感じがしました。ほわほわ。

今日はしあわせな１日でした。　：）

by nao :: 01:18 :: photo