Jun 27th, 2006

june 24 tokyo *shinjuku

ええと、24日に東京行ってきました。今回は日帰り。

前にazuさんとしゃべったときに静岡東部のひとは静岡市に遊びに来るのかそれとも東京に行くのかというような話になって、そのとき彼女が言った“小田原で乗り換えて東京に行く”というのがなにげに引っかかってたのでした。小田原=小田急=新宿行き・・・あら?も、もしや?ってな感じで。

実は、静岡市民は電車は乗ったら乗りっぱなしなのです。いかんせん電車といえばJR東海道本線か、私鉄の市内を走る静鉄電車(東海道線に平行して走る単線。そして電車は2車両/笑)しかないので。ちなみに静岡市にはバス会社も静鉄オンリー。行き方をあれこれ考える余地はないのでした(笑)。
というわけで今まであたくし、東京に行くと言えば新幹線か、東海道線で品川まで行くか高速バス(それも東京駅まで行くよりも虎ノ門で降りたほうが早いことに最近ようやく気付いた/笑)以外考えもしませんでした。

でもって今回、セコく鈍行で行こうと決めたとき、念のため調べてみたのです。渋谷に行きたかったので(ツムちんの写真展が渋谷だから)方向的にも楽かもって思って。で、結果、こんなん最初はシモキタに寄ってからの予定だったのでシモキタまでの金額だけど、2,420円!普通にJRで行くと3,260円なのでだいぶん違う。かかる時間はほとんど同じなのに。

ちうわけでちょっとカシコくなった気分でほくほくと出かけたのでした。
(以下、いつもながらにムダに長いです…)

…とか言いつつ朝7:22に出るはずの予定が気付いたら10時ちょい前だったとゆうダメっぷりだったり(笑)。
そんなわけで、予定を減らすことにかけては得意なあたくし(日頃を振り返って、例えばとりたてて約束のない土日、だらだらしすぎて一体いくつの“やらなきゃ”なことを消去していることか…)シモキタで遊ぶのを削除(目的の古本屋さんリベンジは考えてみたら2時過ぎでないと意味がないことに気付いたこともあって)、そして渋谷は後回しに。というわけで写美へ直行。
1時ちょっとすぎに恵比寿に着いてお昼ごはんは手軽に済ませて“マイケル・ケンナ展”へ。
3時過ぎに同じく写美でやってる“ゴーヤーちゃんぷるー”を見てたサニーさんと待ち合わせて渋谷へ。

考えてみたら渋谷駅からnadarへ行ったことがないあたくし、nadar近くのおでんやさんもしくはおでんやさん傍の居酒屋さんから渋谷駅へ向かったことしかないという…。で、忠実におでんやさん方面から向かおうとして道に迷いました(笑)。

でもってnadarを出て新宿へ。(ここからが本題/笑)
サニーさんと言えば沖縄、しかも彼は沖縄が舞台の映画を観たばっかり。というわけで(?)あたくしの希望で沖縄料理のお店に連れていってもらうことにしたのでした。
「ドンキが周囲に調和している新宿ってスゲー」(静岡では明らかに浮いてる)とかワケのわからない感想を述べつつ、まさしくアラーキー×森山大道な“新宿”の街を歩き、連れて行ってもらったのはやんばるというお店…だと思う。(名前ちゃんと確認してなかったけど、店構え的に多分ここの2号店だったと思う…)気取りのない感じが逆に現地ぽい味を期待出来そうに見えました。
yanbaru_tofuyo.jpgで、とりあえずのビールはオリオンビール生ですよ☆(そいえば前に沖縄に行ったときでさえ缶のオリオンビールしか飲んだことなかったのでした。お店では泡盛飲んでたのでビールは缶を買ってホテルで飲んだので。)
そしてまずは豆腐よう。まずは…と言いつつお店かなり混んでたのに料理出てくるペースはぇぇー(笑)。ビールが来て、豆腐ように手を出す前に一服してたらもう他のお料理が並んでました。
ま、それはさておき豆腐よう。
実際に食べたのは今回が初めてだったのですが、んー、これ、酒が進む味さねー。竹串の先っぽでこそげながらちびりちびりといただくんですが、麹がかかっていたからかイカの塩辛の旨味を凝縮させた感じ。んまいです。カニミソ好きなうちのおかんも絶対に好きだろうなぁってな感じでした。
yanbaru_fu.jpgそして麩チャンプルー。
ゴーヤーチャンプルーは好きでときどき食べるんだけど、麩チャンプルーは初めて。「麩に味が滲みてておいしいよ。」って教えてもらった通り、だしが滲みてておいしかったです。沖縄料理ってだしが濃くて好きなのです。麩の食感とか、ええのう。これって普通のお麩で作れるんだろうか?出来るんだったらおうちでも作りたいなぁー。ビールによく合うんだもん(笑)。
サニーさんにチャンプルーとイリチーの違いも教わる。イリチーは炒め物、チャンプルーは炒め煮っぽい感じで少し汁っぽさが残る感じなんだそうだ。ほほぅ、なるほど。
yanbaru_suchika.jpgその他にもこれまた初めてなスーチカー(ベーコンみたいの。ここのはあまりしょっぱくなかった)とか、中身の吸い物(「ナカミ?ナカミ??」「頼んでみたら?(にやにや)」…果たしてそれは“豚の中身”だったのでした。あっさりしてて肝吸いみたいでおいしかった。どうしてもこれとか“ドゥル天”とかおもろい音のに引っかかるのです/笑)とか、名前忘れちゃったけど、豚足の煮たの(コラーゲン!/笑)なんかをいただきながらサニーさんの沖縄の話を聞いたり、blog話(つうか主にmtネタ)なんかをしつつ、気付いたらあっという間に時間が経っていました。

9時過ぎくらいだったと思うんだけど、実はもう1軒行きたいとこがあったのでお店を出て、新宿は歌舞伎町へと進んでいったのでした。
とりあえず住所は控えてあったので土地勘のあるサニーさんを頼りに歩いて行ったんだけど…「え?どこに??」「も、もしや、あそこ?」ってな場所にそれはあったのでした。
paddyさんが土曜日だけ立ってるバー「はな」。
通りからちょっと入ったとこにあるんだけど、その路地裏的一角が非常にディープなニオイぷんぷんなのですよ。(わーい)
「もしかしてあそこかなぁ?」とサニーさんが顔みたいな“花”と書かれた看板を遠目にまず見つけてくれたのでpaddyさんに電話して確認してみたらそこだったのでした。電話口で「わぁ、よく分かったなぁー」という感じでしたが、もちろん自力じゃなかったことはサニーさんと一緒に上がっていった時にバレたことでしょう(笑)。
ああ、そいえば写真撮るの忘れた。勿体ないことしたー。(でも、写真撮ってだいじょぶだったのか悩みそうな感じでしたが)
ちょうどお店に来ていたいしぐろさん(ツムちんの個展でもばったり)が店の外まで出てきてくれました。お店の前まで辿りつく間に通りかかったお店がもう!ほんとにステキなこぢんまりよれよれっぷりで、軽く開いたドア越しに店内の電球らしき光とかお客さんの姿とか垣間見えて…うっとりなのでした(笑)。
でもって“はな”。
小さなお店のドアを開けたらイキナリ階段。それもめっっっちゃ細くて奥行きがなくて段差のある階段(笑)。酔っ払ってたら転げおちますがな。絶対に過去に負傷者いると思う。
で、階段を上がるとそこはほんとに小さなバーだったのでした。うん、広さはおそらく静岡のおでん横丁のお店の2/3弱くらい。
そんな中にいしぐろさんの他にお久しぶりなrinさんHYGさん、初めましてなweblog244さん、weblogさんの彼女さん、パンヤさん、たかたさんが詰まってたのでした。びっくりした。たまたま行って偶然会ったというのもびっくりだけど、あの空間に既にこれだけの人数が詰まってたのにも、ね(笑)。
考えてみたらpaddyさんとは1年ぶりくらい。rinさんも去年の夏に一度お会いして以来、HYGさん、いしぐろさんは冬にお会いして以来と、どなたとも長期ひさしぶり状態だったのでした。
そしてお名前はよく目にしていたweblogさん、パンヤさん。パンヤさんのHNの由来がパン屋さんだからだったことにちょっとなんとなくよろこんでみたり(笑)。ついでにサニーさんの“サニー”の由来もここで初めて知りましたよ。
そんでもって部外者なあたくしまで彼女さん手作りのシフォンケーキをご相伴に預かったり、パンヤさんのお菓子をいただいちゃったり、ごちそうさまでしたー。ふふ。

なんつって飲んでる間に気付けば時刻は11時をまわっていたのでおいとましてちょっと急ぎつつ小田急新宿駅へ向かったのでした。
あんまりゆっくり出来なかったのが残念でした。また機会を狙ってリベンジしたいと思います。
そしてあの階段で転げ落ちなくてよかった。(しつこい/笑)

さて、帰りも小田急で小田原まで。そしてそこであたくし御用達な“特急ながら”に乗り換えて静岡まで帰るという計算だったのですが、小田原駅での乗り換えが6分。帰りの切符は買ってない。なのに電車が途中で3分ほど緊急停車をしてしまいドキドキしました。会社が違うから乗り換え客用に発車時間を待ってくれるとも思えないしさー。
でも結局、小田原駅で降りて軽く走りながら切符買って東海道線ホームに降り立ったらまだ“ながら”は来てなかった。3分って案外余裕あるものなのねー。いやはやほっとしました。
そんなわけで、もしダメだったら小田原で一泊、翌日は舞鶴あたりをぶらぶらしちゃおうなんてことも考えましたがスムースにおうちに帰ることが出来たのでした。

案外今回の手は使えるなぁーというわけで、もうじき始まる青春18切符シーズンが終わったらまた利用したいと思いました。
おのぼりなあたくしの道案内をしつつお付き合いくださったサニーさん、そして“はな”でお会いした皆様どうもありがとー。また遊んでください。 :)

*追記
麩チャンプルーのレシピ(というかその辺で売ってるお麩でも作れるか知りたくて)探してたらこんなのありました。“今シーズンは終了しました”ということですが、いつ頃買えるのかな?レシピ付きらしいし、ちょっとおもしろそうー。
麩チャンプルーのレシピもありました。圧縮麩ってゆうのね。わしたショップで売ってるかなぁ?
他のサイトでくるま麩で作ってたのでとりあえずはそれで試してみようっと。

by nao :: 00:09 :: go somewhere

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2 comments


  • あっちい中、おつでした。
    わけあって手短に…
    ・コラーゲンの素は『てびち』または『足てびち』いわゆる豚足。
    ・いろんなもん混ぜて炒めたのがちゃんぷる。
    ・単品の炒めはイチー
    ・ふーちゃんのふーは車麩といってたぶんわしたなら売ってるはず。

    うう、取り急ぎ、んじゃ

    by sunnyhiga — July 1, 2006 @ 1:28 am

  • サニーさん、先週はお付き合いありがとーでした。

    ああ、豚足、てびちでしたね、ありがとー。
    あれ、チャンプルー/イリチー、うちは何を聞いてたんでしょうか…。
    沖縄のお麩も車麩ってゆうんですね。
    車麩って普通にスーパーで売られているのですよ、北陸の特産品。でもって北陸の車麩で実は昨日試したところでした。やっぱり味違うのかな?また探してみたいと思います。

    thx! :)

    by nao i — July 2, 2006 @ 3:07 am


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