Jul 4th, 2007

dvd :: mad hot Ballroom

ステップ!ステップ!ステップ!(予告@QuickTime)
NY公立小学校のダンスプログラムを追ったドキュメンタリー。




実は、ドキュメントってことを知らずに借りてきていたり。社交ダンスには興味ないけど、ちょっとおもしろそう…ってくらいで借りてみたら、ドキュメント。たまにドキュメントって退屈なことがあるんだけど、これは何回も繰り返してみてしまいました。
スウィング、タンゴ、ルンバ、フォックストロット、メレンゲの5種目のダンスプログラム。種目がちょっと大人なフォックストロット以外はリズム感ノリノリのダンスなので見てても楽しい。ちょっと社交ダンス感が変わってしまいました。
うちのおかんはうちが幼稚園の頃から社交ダンスやってて、時々相手をさせられてた(帚を相手に踊るよりはマシだと思っていたと思われる)んだけど、「スロースロー、クィッククィック」とかかけ声かけられながらただ基本のステップの練習だったので退屈な踊りとしか思ってなかった。
サルサに興味しんしんなところへメレンゲが出てきたもんだから余計に、というのもあるかも知れないけど、とにかく楽しそうで。

もちろんプログラムを通した子供たちの成長のお話としても興味深かった。ちびっ子たちへのインタビューがぽこぽこ挿入されているんだけど、なかなかちびっこたち侮れない。
そして先生たちの愛情っぷりがまた素敵。NYという土地だけに、家庭環境が複雑だったりと問題を抱えた家庭が多いこと。小学校を卒業した子供たちが道をそれて行ってしまったのを何回も目の当たりにしているらしいことが伝わってきて、とてもリアルで、そんな中で先生をやっている彼らは本当に子供が大事なんだなぁって思ったです。

あと、コンテストの、日本(の公立学校)じゃありえないようなノリだとか、全員が金か銀か銅という方式とか、なんか、いいなぁと思いました。

それにしても、決勝のダンス。まさかたかだか10週間ダンスを習ったとは思えない。そして小学校5年生の踊りだとは思えない。末恐ろしいやらうらやましいやら。
とりあえずこれ見ていると、(種類はなんであれ)ダンスやりたいなぁー…つか、ダンスやらなきゃーって気分に。

by nao :: 01:03 :: dvd/cd/book...

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