mdlm -bekkan-

ひさしぶりに東京に遊びに行ってきましたー。
年末年始恒例のtomoさん帰国おさんぽでございます。
今回は波乱万丈な幕開けでしたが…(笑)。

まぁ、その辺は話すと長くなる割にオチもつかなさそうなので省略、バスで渋谷に到着したあたくしはtomoさんと合流、さて、どこに行く？ってゆうところで悩み、いくつかtomoさんが挙げてくれた”行きたいところ”候補から、未知の美術館、東京現代美術館に向かうことにしたのでした。(前々からちょっと気になっていた森山大道 ミゲル・リオ＝ブランコ 写真展ということで1も2もなく賛成)

行ったことない場所ですが、携帯で場所検索、初めての清澄白河駅に降り立ったのでした。



とりあえず、駅の地図で美術館までの道のりを確認、ついでに“深川めし”と書かれたお食事どころ案内に心惹かれてみる。時刻もちょうどお昼時ということもあり、地上に出て偵察開始してみました。

６割方住宅な“商店街”を抜けると、なにやら人だかりのお店発見。“おでん”と書かれていたので食べられるのかと思いきや、特に飲食スペースは無い、おでんダネ販売のお店でした。なぜにこんな人だかり？と不思議なくらいのお客の入り具合に驚きつつ、あたりを見回すと、そこかしこになんとなく観光客らしい人々の姿。でも、人がいるわりに賑やかさは感じられない不思議な空間。
この人々の目的地を探ろうとしてみましたが、どこから来てどこに向かっているか突き止められませんでした。あちこちに七福神の幟は立ってるんだけど、七福神の所在も不明…。

なんなんだー？とか言いつつ、深川めしのお店でお昼ご飯。
名前は聞いたことがあったけど、初めて食べました。うちが頼んだのは深川どんぶり。ここのんは汁は澄まし仕立てみたいでしたが、あさりの出汁が出ていてとてもおいしかったです。(入り口そばの席に座ったので、次から次へと入ってくるお客さんに再び驚く。ほんとにどこから来て、どこへ行こうとしているのか？？？)

お店を出て、深川資料館通り商店街をぶらぶらしながら、美術館に向かいましたが、なんつーか、自由…。町のあちこちに間違い探しが仕掛けられてるような、そんな不思議空間でした。(あとでpukkaさんに確認したけど「下町だからねー｣ということでした。確かに、お年寄りの創意工夫に通じるものは多々あった)

そして現代美術館ですが…町並みにそぐわない(笑)。ちょっと前の現代美術っぽい建物。ロビーから石造りの何も無い中庭越しに赤いトレーナーがハンガーに吊るされてハタハタたなびいてる姿とか見れちゃうあたりは今まで行ったことのある美術館とは一線を画してました(笑)。さすがだ。

森山大道 ミゲル・リオ＝ブランコ 写真展は、いつもながらの森山大道。ミゲル・リオ=ブランコ氏は技巧を凝らしたアーティスティックでビビッドな作品、おもしろかったけど、あたしには森山大道のほうがしっくり来ました(相変わらず彼の作品を「いい｣と思う自分の判断基準の正体は掴めないままですが…。“大道ブラック”がその答えの7割方を占めてる気がしなくもない)。

出てきて、ちょっとミュージアムショップを覗いていたところでpukkaさん合流。
今度は木場駅方面へ向かい、そこから富岡八幡へ。
あ、今年はまだ初詣行ってないーってことで初詣しようと思いましたが、1月も10日経っているっていうのに初詣の長蛇の列。あきらめました。
というわけで、深川不動尊のお稲荷さんで初詣。お稲荷さんで初詣ってアリなんでしょうか？まぁ、気の持ちよう、お稲荷さんは大事にせんとな(怖いから)。
ちなみに富岡八幡で売られていた恵比寿さんのちっこい土鈴、エケコそっくりの風貌でついつい買ってしまいました。もちろんうちのペルーっ子へのちょっと迷惑なお土産として(｢あ、ほんと似てるね｣とかゆってましたがその後どこへ行ったやら…)。

その後、カフェ的なお店を探しながら放浪した末、門前仲町駅の上にカフェ東亜サプライというカフェというより喫茶店というのが正しそうなお店発見。少々探検気分でおそるおそる入店。
入ってみたら割りと広めの店内はなかなかの混みようでした。
なんとなくこの”喫茶店”風情に、あたしとしては珍しく、カフェオレフロートみたいな飲み物を注文してしまいました。いや、でもこれがなかなかおいしかったので、ベースのコーヒー、やっぱりおいしかったんだろうなぁ。今度、またもしここに来ることがあったら、王道のコーヒー＋ナポリタンで行きたいと思います。
店の角を利用した、三角形のテーブルにコーナーのソファは3人でしゃべるのに都合いい＋心地よく、1年の近況報告やらなにやらですーっかり長居してしまいました。
確か16時前くらいにお店に入ったはずでしたが、出たときはもう晩ご飯にいいお時間…。

というわけで晩ご飯編に続く…

by nao :: 17:30 :: go somewhere, photo