mdlm -bekkan-

…というわけでいやが応にも(といいつつネタ的にはおいしいと思いつつ)わんこそばの店へと向かう一行。
時刻は１５時半。昼飯ですか？晩飯ですか？道中SAでてんでに適当に食べたりしていたためにいまいちよくわかっていないあたくし。

盛岡そば処　東家というお店に入り、「わんこそばを…」と言って通された大広間のようなお部屋…食事時を外れた時間帯だったにも関わらず何組かのお客さんが入っていたのですが、なんとはなしにそこはかとなくあたりを漂う殺伐とした空気。だれだれというべきか。
大食い大会的エンターテイメントかつワンダーランドなわんこそばの行楽感はいったいどこへ？店を間違えたか？不安がよぎりつつテーブルの上は着々とわんこそばの準備が進められてゆきました…。

テーブルの上にはずらずらとそばの薬味やらなめことろろやらお刺身やらなにやら並べられ、茶色いこの液体はなんですか？と思ったらお茶でした。（静岡っこは茶色いお茶に免疫がない）しかしお茶にしては量が少ない…。お椀にたまっためんつゆを捨てるための桶も用意され、なるほどーなんて納得してみたり。
まずはおねーさんがわんこそばの食べ方を説明。お椀が空になったらお椀を差し上げるとおねーさんが次のおそばを投入してくれるんだそうです。んでもって薬味とか入れて味を変えて食べてくださいねとか確かそんなことを言ってたような。うろ覚え。
そうこうしているうちにわんこそばスタート。
とりあえずあたくしはのんびりと行こうと薬味を入れたりしてみたんですがひと口な分量のそばにいちいち薬味入れるのかったるいです。だんだんと面倒になってそのままの味で食べておりました。
ところでわんこそばって冷たいものなのですか？それともあったかいものなのですか？
たまたまなのかわざとなのかよく分からないんだけど投入されるおそばはあったかかったりあきらかに冷たかったり味がしっかりついてたり薄かったり。飽きないようになのかなぁー？分量が多かったり少なかったりはまぁ…ね(笑)。
おそば投入のとき、おねーさんが「どんどん」とか「まだまだ」とか掛け声をかけてくれるんですが、杯が進むにつれ、だんだんとそれが冷徹に聞こえてきたのは気のせいでしょうか。
食えば次が投入され、投入されれば食わなくちゃなそんな状態で、おねーさんの掛け声だけが聞こえてくる世界。最初にこの部屋に入ったときに感じた殺伐とした空気の理由がわかってきました。
そうこうしてる間にあっさりkumonさんがお椀に蓋を。「ムリ」って…早いよぅ。
と思ったらしばらくしてeithさんもそれにほっとしたかのように終了。あらら。
最初からちんたらと食べてたあたしはさてこの後どうしよう？なんて考えてる間にOさんまでもが。（ってこの順番で合ってたっけ？）
ちなみにOさんは105杯。kumonさんとeithさんはどのくらいだ？6、70くらいだったっけ？
あたしはそのとき30杯ちょっとだったのでそこからどうがんばっても面白いところまでは（せめて４人中２位に輝いてみるとか）たどり着けそうもなかったのでギブ。
37杯でした。
お腹はまだもう少しいけたんだけど、それよりなにより、ソバの喉越しに飽きた！飽きたったら飽きた！今この文章書いてる最中にも思い出してげんなりしてしまったほどに。１歩間違えばトラウマですよ、これ。そりゃ殺伐ともしますがな。ムリムリ。

まぁひじょーーーーーにいい経験をさせていただきました(笑)。
そんなわけで早い時間だったし後で可能なら冷麺かじゃじゃ麺を…なんて思ってた（使用前）ですが麺類はもう見たくない状態（使用後）でしたです。つかなぜに盛岡名物はみんな麺類なんだよぉーっ。
とりあえずじゃじゃ麺はちかぢかネットでお取り寄せしてみたいと思っておりますです。

ああ、そうそう、お茶の量が少なかったのはどうやらお茶飲むとお腹が膨れて食えなくなるからだったっぽいです。なるほどね。

by nao :: 01:10 :: go somewhere