Oct 22nd, 2005

Go Northeast 10/9 winding down

そんなわけでメインイベントを終えた(というよりも空腹に耐えかねた)一行は山を降り、降りている途中で山賊祭りなるものを発見(嘘です、出かけるときに知ってました)、食べ物のにおいを嗅ぎつけ寄ったわけでございます。地元の青空市+民謡ショーみたいな感じでしょうか?そこで各々屋台で適当にご飯を調達食べたわけでございます。
あたしは鴨のつくねと地元のホテルメイドのレーズンクルミパン。パンがねー、食べてみたらめちゃくちゃおいしかったのですよ。あの辺りって小麦も作ってるらしいんですけどそれ使ってるのかなぁ?小麦のいい香りとむっちりとした食感があたし好みのパンでした。あれまた食べたい。(ホテルの名前覚えてない)

他3人は牛ステーキとまいたけご飯。まいたけご飯もめちゃくちゃおいしそーでした。つか実際おいしかったらしくその後うち2名はおかわり買って食べてました。
で、また遅めのお昼でお腹いっぱいになって結局その日の晩ご飯、宿のおばちゃんはうちらの朝ご飯の食いっぷりにそれなりの心構えをしていたっぽいのだけれども用意されたご飯を片付けるのが精一杯だったという(笑)。
うちは普通にたくさん頂きました。ひっつみとハナタケのはいったお鍋がじんわりとおいしくて。
山のほうなので献立も山の幸とか鱒とか、日頃あまり食べることのない食材が新鮮でそしてとてもおいしく頂いたのでした。いやー、食った食った。
ちなみに夜がそんなんだったおかげでまた朝はみんながっつり食べたという…(笑)。ほんと、どうやらこのひとたちはその時の欲望で食を求めてて後のことは考えてないらしいということがよぅく分かりましたです。(傍から見てる分には面白いのでそれもアリ)

ところで話は戻って9日の山賊祭りの民謡ショーで繰り返し唄われてた歌(題名は忘れましたが)の“きーーすげのはぁなぁがぁー”なんてのを口ずさみながら再び山を登っちゃったりとかして午前中はサバゲの会場となってしまっていた近辺に行ったりとかしたことも付け加えておきますです。
近寄ったらまだサバゲのひとたち居たんだけど声かけてみたら(←kumonさんが)普通に普通のひと(そして東北訛りがまたいい人っぽく感じさせるんだよね)でした。隊員(というの?)にはちっこい犬もいたし(笑)。
というわけで入り口で談笑している彼らの間を縫って中に入ったんですけれど、中は見事にサバゲの痕跡がリアルに。それはそれであたしには新鮮でしたけど。
薄暗い中、さらに日も傾いてきた中、午前中に見たアパートよりはいくらか年代の新しい学校施設のほうをまわりました。年代が新しいのでアパートのほうのように建物全体が崩れかかってるというのとは違う感じで、残されたもの自体も限られてたんですが、それはそれでいい感じのにおいの残ってる部分はあって。でもいかんせん暗かったのであんまり写真は撮れなかったです(iso100を入れてたあたしが悪い)。残念。赤い部屋見るの忘れてたし…。
で、そこをひととおりまわって出口があったので出てみたら車止めたところのすぐ近くだったという…サバゲのひとたちの前をおずおずと通らなくても行けたのね(笑)。おほほ。
まぁ、これもネタとしてはええ感じに貴重な体験をさせていただきました(笑)。
こんな感じで本当にメインイベントは終わってしまったのでした。ああ、もっかい行きたい。ついでに温泉入りたい…。

そうそう、2泊お世話になった宿は、“こせ川”という民宿で、ちっちゃなところなんだけどおじちゃんとおばちゃんがきりもりしてるあったかいとこでしたよぅ。ご飯もおいしかったし。

9日の夜、ご飯のときにも酒飲み2人、ビンビールで乾杯しながらいただいてたんだけど、お風呂に入った後、缶ビールをおばちゃんに売ってもらって、お部屋で軽く飲んだんです。
というのも昼の山賊祭りのとき、会場をふらふらと歩いていたら“盛岡納豆”ってゆうブースがあって。納豆好きには素通りできませんでした。
ちうかうちがふだん食べてるのと違うのかなぁ?ってのが気になってさー。
売ってるお兄ちゃんに聞いたんだけど、彼らにとってはこれが普通の納豆なのでよそのと違うかどうか分からないという(笑)。つか1パック50円の納豆を買うか買わないかってゆうお客に対してとても親切だったのと彼(普通にさわやかなイマドキの青年)もやっぱり東北訛りが混じるのねーなんてな感じに素敵で(笑)。で、この納豆を常温でまさか静岡まで持って帰るには無理があるので夜の酒のつまみにしちゃおうという目論みだったのです。
というわけでビールを買って(ついでにワリバシを1本もらって)、さて納豆を開け…てみたら、ふだんうちが食べてる納豆には普通についてるタレとカラシが入ってないのねー。そうなのねー。
途方に暮れつつ開けたものはどうにかしないとってことで醤油をもらいに食堂へ…。納豆を手にゆかたで廊下を歩く姿はたぶん異様だったと思われます(笑)。
そしておばちゃんにお醤油もらってて話してるときに知ったんだけど、この盛岡納豆、初日の朝ご飯に出されたものと同じだったとゆう…。あほやー(笑)。
ちなみにこの盛岡納豆、実際にふだんうちが食べてる納豆と違うかというと大きくは違わないんだけど、わりと色白でお豆の味が生きてる感じがしましたよ。小粒んのも売ってたんだけどうちは大粒のを買ったので余計にそう感じたのかもですが。

さて、そんなんこんなんで夜は更け…ビールも空になったことだし、後は寝るだけ…なんて思ったらまだ11時。
夜更けてねーっ。と思ったけれど他にすることもないしというわけで寝ることになったのでした。ぐー。

そんなこんなな思い出(まだ今でも思い出ってふうにまとめるには心も写真も整理できてないんだけど)を胸に10日朝8時30分、宿を発ったのでした。

by nao :: 22:21 :: go somewhere

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2 comments


  • 旅先で地元のおまつりに出会うとすごくうれしくなっちゃいますよね。

    今年の岩手の帰りには、泊ったむつでちゃんとねぶた(小さいけど)をひいて太鼓をたたきながら子供たちが歩いている小さな町内のお祭りを見たし、フェリーに乗る大間では漁港のほうでちょっとしたイベントをやっているのに出くわして、ほんの一時間くらいだったけど楽しませてもらったりしました。手漕ぎボートレースなんかまっすぐ進まないボートがあったりしてそんなのを見ながら大笑いしたりして。
    あと、出店の食べ物も楽しみのひとつですよね。

    それから、宿選び。難しいですけど、いい宿にあたるとぐっとよい旅になりますよね。
    北海道では「とほ宿」ってのが結構面白かったりしますよ。

    なんだかすごくいい旅だったみたいですね。気持ちがすごく伝わってきます。
    写真も楽しみにしています。
    とさりげなく急かしてみたりして(^^)。

    by んちば — October 25, 2005 @ 4:23 pm

  • 地元のおまつりに出くわすとほんとの土地のひとたちが喋ってるのを聞けておもしろいですね。ああ、案外普通に分かるけどやっぱりイントネーションが違うのねーとか。
    んちばさんの手漕ぎボートレースんの…そうやって地元のひとたちと同じもの見て大笑いするとなんだか一瞬だけ仲間になった感じでいいですよね。 :)
    食べ物!これも重要ですね。 ;)

    「とほ宿」って言葉、初めて知りました。(ちょっとググってみた)そうゆう宿があるんですね。
    計画するときの参考にさせていただきますね。

    写真…どうやって出そうか悩んでたりします。
    廃墟ばっかり10枚も20枚も出すのも気が引けたり(笑)。しばしお待ちくださいませー。

    by nao i — October 25, 2005 @ 11:27 pm


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