Nov 9th, 2010

peru-2 成田→LIMA

さて、成田までは新幹線+成田エクスプレスで。

タクシー呼んで駅まで。運転手さんに旅行先を聞かれたのでペルーと答えると、運転手さん興奮(笑)。「ナスカがあるところですよね?わー、すごいなー」と感心しきり。
なんとなく幸先いい感じで駅へ。
駅でお昼ご飯食べてコーヒー飲んでから(生ゴミ出したくなかったのでこの日は自宅での飲食禁止でしたw)、新幹線で品川へ。成田エクスプレスに乗り換え。
成田エクスプレスかっこいいなー。(とか言いつつ写真は新幹線)
スーツケースを収納する場所があるのがさすが旅人仕様。PW設定とかかっこいいー、座席もしかして飛行機よりも広いんじゃない?かっこいいーといちいちかっこいいって言っているうちに成田へ着きましたです。(というのははしょりすぎだけど、うっかりいつもの調子で書いてると無間地獄に陥るのではしょる。はしょったけど、以下超長文です…)

で、成田。
着くなり荷物をごそごそ漁る嫁。
何を隠そう、どうやらデジイチの電池を忘れたぽかったのだ。そして荷物を調べた結果、ほんとに忘れてた。充電器は持ってたのに。
電池を充電し、充電器は荷物に入れた記憶があるのに、その後の電池の記憶がぷっつりと途絶えてました。(帰ったら、コンセント傍の棚に置いてあった…)
そしてふと見上げると2Fに「キタムラ」の文字が。
荷物ぜんぶだんなさんに預けて財布ひとつで、nikonD60の電池ありますか?って聞いたところ、電池の型番分かります?カメラ持ってます?と聞き返されうろたえましたが、即座に店員さんが調べてくれ、在庫もあったので無事購入出来ました。
念のため電池あってるかカメラで試してと言われましたが、ちゃんと合ってましたですよ。
その筋(?)の話だと、成田店は特殊で、各カメラの電池をひととおり揃えてあるんだそうな。やっぱりあたしみたいなお客が多いんだろうなー。ここで電池買えなかったら、デジカメは、使えないのにかさばる手荷物に格下げされてるところでした。
電池代は5千円ほどだったので痛い出費だけど、デジカメ使えない=フィルム消費が進む=現像代が痛いの図式なので、まぁ仕方がない。そういえば予備電池買いたいなぁと思ったこともあったなぁということを無理やり思い出して納得してみました。

その後、カウンターでチェックインして荷物預ける。なぜかオンラインチェックインで受け付けてもらえなかったんだよね。なんでだったのか不思議。
荷物を預けて身軽になったところで日本での最後のご飯。
ここ何日か食べおさめしないとと思いつつ機会がなかった和食。
天丼食べました。
ザ・天丼。えびが3本入ってるいいやつです。
だんなさんは天ざる。

写真撮って、パパママに見せようーなんて言ってた(どんなテンション…)のを今思い出しました。見せた写真はマチュピチュ以降だけだったなぁ。

ビールで乾杯してのんびり食べてたら搭乗30分前。
入管通過、セキュリティチェックであたしはフィルムを通したくないって言って嫌な顔されつつ頑固手検査で。(日本のはISO1600までOKで、ダラスやマイアミの800に比べたら高精度でした。それなのにその後ダラスではめんどくさくなってそのままセキュリティ通しました/笑)
だんなさんは…普通サイズのはみがき粉を機内持ち込みしようとしてボッシュート(笑)。液体持ち込みについては説明しといたのに。はみがき粉も対象だよって言ったのに…。まったく。ふー。

免税店で最後のおみやげ探索しようと思ってましたが、そんな時間もなく搭乗。ダラスへ旅立ちました。
ボーイング777、うちらの席はエコノミー真ん中の列の42。なんだか前の席は広いっぽい。モニターが肘掛の横に納められてる分、隣との距離があるし、前との距離も空いてる雰囲気。
乗り換えのダラスまでは11時間。高速バスの3時間弱ですらツラいのでそんなに座ってられるかなーと思ってたけど、案外平気でした。想像してめちゃくちゃ怯えていた航空歯痛も無し。頭痛薬めちゃくちゃ持ち込んだのに(笑)。

そして無事にダラス到着。ここで一旦荷物積み直し。
飛行機降りて、入管に向かうとすごい行列。
待っている人のパスポートをチェックして回っている空港職員さん、うちのところは中国系(日本語出来る)、だんなさんところはペルアノでした。
で、「おーお前ペルアノかー、なに6年ぶりに帰るの?それは嫁さん?日本人?そーかそーか。(うちの担当の中国系職員に)その人はもー、いいよ。ペルーに行くからさー。」(以上要約)
ってな感じで行列からピックアップして入管窓口に連れてってくれました。
入管の処理速度をみると、やはり日本のパスポートは強いなー。あっさり入国スタンプ押されました。

で、荷物取って預け直して出国手続き、セキュリティチェック。
アメリカの空港のセキュリティチェックは靴まで脱ぐんだねー。場内、足の臭いが充満してました…orz

まだ出発には十分時間があったけど、一応確認しようと搭乗ゲートに行くとカウンターの女性と日本人のおばあちゃん2人が何か話をしている。言葉がうまく通じないっぽい。
女性が、うちに日本人?通訳してくれと振ってきたので聞くと、搭乗ゲートが変わった、A16にシャトルで移動しなさいとの話。何回も繰り返し言われたので間違い無い。ここはD17ゲート。便を聞くとうちらが乗ろうとしてた便。じゃーうちらも移動しないとだわということでおばあちゃん2人を誘導しつつシャトルに乗ってA16ゲートへ移動。ところがそこのカウンターには誰もいない。近くの案内のおじちゃん(ダラス空港の職員さんは白ひげ率高くて、まさに’テキサス!’って感じでなかなかすてきでした)に聞くと「ゲートは変わってないよ、D17だよ」とのこと。案内板は確かに変わってない(A16に移動する前にも見たんだけど、反映にタイムラグがあるのかと思ってた)。だーまーさーれーたー。
おばあちゃん2人(ひとりは足が悪くて車いすだったのに悪いことした…。バチャータのふるさとドミニカにいる姪を訪ねに行くところだそう。いいなー)に説明して再びD17ゲートへ戻る。
カウンターには別の女性。もう一度確認すると、「そうです、ここですよ」と。一応成り行きを伝えてみたけど心当たりもないっぽい。そいえば私服だったし、ちょっとなんかおかしい空港マニアにでもやられたのかもしれないと思いましたです。
まぁ、こんなことに出くわすのも時間に余裕があったからこそ。(遠い目)

時間に余裕があったついでに、エスプレッソを一杯。
La Bodega Winery#2 というお店。
テキサスにあるLa buena vidaというワイナリーがやってるみたい。
ワインも飲んでみたかったなー。(飛行機は酔いがまわりやすいと聞いてアルコールやめてた小心者。あ、でも成田でビール飲んでたんだった。平気だったなぁ…。)
AA機内サービスのうっすいコーヒー(これぞアメリカンコーヒー?)で満たされなかったコーヒー欲が満たされました。おいしかった。

ダラスから今度はマイアミへ。これは確か5時間くらいだったかな。
ここはそのまま乗り換え。
時間に余裕があったので到着ゲートの目の前にあったコーヒースタンドでcafe con lecheとempanadaを。
働いてるのは見るからにヒスパニック系女性。うちのだんなさんとは普通にスペイン語でしゃべってました。というわけで”cafe au lait(カフェオレ)”ではなく”cafe con leche”なのでした。
食べ物は普通のサンドイッチやサラダ、フルーツのほかにcuban pastel(キューバのお食事パイ、だいたい四角い)とempanada(エンパナーダ)がありました。
empanadaの牛肉と鶏肉を1つづつ、半分こ。
ペルーのはオーブンで焼く、割とみっちりした皮なんだけど、ここのは油で揚げてあって粉密度はペルーのほどではない感じ。どっちもおいしかったけど、牛肉のが特においしかった。
他にも、テキーラメーカーのjose cuervoがやってるメキシコ料理やさんや、ラムのbacardiがやってるモヒート(ラムのカクテル)カウンターなんかがあって、まさしくこの空港は中米への入り口。

メキシコ料理やさんのガイコツがツボでツボで。
何枚も記念撮影してたけど、どれもこれもいつも以上にぶさいくに撮れてくれたのが残念すぎる。
そしてどちらもちょうど閉店するところでした。残念…。

そしてマイアミ空港からリマ・ホルへチャベス空港へ。これは6時間くらい。
朝4時過ぎ、無事に空港に到着。
おお、表記がスペイン語が主体になってるー。すげー!と感動している間に置いて行かれそうになりました…。
スペイン語と英語の併記ってかっこいいー。(って思うのは、だんなさんが「漢字と英語が一緒に書いてあってかっこいい」ってお土産選びのときに言ってたのと同じか…orz)

さて、ここでも日本のパスポートは強かったですよ。
本国に帰ってきたペルー人のだんなさんよりも素早く、あたしのパスポートに入国スタンプが押されました(笑)。

荷物を受け取って出ていくと、出迎えゲートには早朝にも関わらず、彼の家族が出迎えてくれました。まっさきに見えたのは妹セシリアのパパラッチ姿(笑)。朝早いのに、寒いのに、ありがとー。
ペルーでの初butifarraは空港内のカフェで。
普通はpan francés(「ちょっと日本のフランスパンとは違う」とはだんなの主張)なんだけど、ここはchapataというパン。さくさくしててこれはこれでおいしかった。
みんなでbutifarra食べつつカプチーノ飲んで、ちょっと時間つぶし。

そのcafeは4dっていう名前で、後で気づいたんだけどリマ、ミラフローレス地区にある人気のカフェの支店みたい。(帰国直前になって、そこの店はルクマのジェラートがおいしいんだよーとの使えない情報をいただきました。食べたかった…)
店員さんみてて、みんなにこにこさわやかな身のこなし。
ちょっとラティーノのイメージ(ステレオタイプですよね…)と違うんじゃないの?とちょっと意外に感じてしまったのでした。
長いこと居座って8時ちょっと前、パパパパラッチに激写されつつ再び搭乗ゲートへ。
今度はLANペルー航空でクスコへ移動です。
というわけで次回に続く。

この後からはしばらく時系列じゃなくてエピソード毎で書こうかなー。長くなっちゃうので。

by nao :: 17:04 :: traveling_peru

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4 comments


  • テンション高めな感じが伝わって来ます(笑)
    楽しい旅だったようで何よりです。

    by えるに〜にょ — November 9, 2010 @ 8:22 pm

  • 長文、すみませんー(笑)。
    この辺はかなりテンション高かったですねー。
    その後はテンション上げようにも下っ腹に力が入らない状況にもなりましたがw
    それでも思った以上に楽しい旅でした :)
    また、彼が帰ってきたら揃って顔出しますね。

    by nao — November 10, 2010 @ 12:25 am

  • おお 始まった! 待ってました〜 
    iPhoneや携帯やらでウェブに浸かってないので現地入りしてるときは反応できなくてすいません。
    こちらを待っておりました。ふふ

    私もメキシコのガイコツ(お祭り行きたい!)かわゆくて好きです。
    ペルーについてはまだまだ続くと思いますので あらためて! 
    私はもう6年も日本から出てないので飛行機とか恋しいです。やっぱ旅はいいですよね。私にとっていちばんの贅沢です。いいな

    by azu — November 10, 2010 @ 7:04 pm

  • えへへ、azuさんありがとうですー
    恐怖の長文大行進が始まりました(笑)。

    メキシコのdia del muertos、うちも一度行ってみたいなーって思ってて、ちょうど帰国タイミングと被るので密かに狙ってたんですが、折悪しくアエロメヒコが整備のため運休中でメキシコトランジット叶わず…でした。残念。

    旅はいいですよねー。
    貧乏旅行であれ、いつもの場所から移動するのは新鮮で楽しいです。
    次回いつ行けるか分からないですが、うちは彼の実家訪問という名目があるだけペルー旅行に関しては行きやすい(休みを取りやすい)かな?そういう意味では恵まれてるのかも。
    彼にとっては家族にめったに会えない環境なのでかわいそうですが。

    by nao — November 10, 2010 @ 10:58 pm


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