Nov 15th, 2010

peru-6 お金

ペルーはNuevo Sol(ソル)という通貨が流通しています。
そのほかにアメリカドルも利用可能なお店が多いです。

そんなわけで、とりあえず行く前にアメリカドルを3万円ほど、当座の費用として両替しておきましたです。
けっこうアメリカドルそのまま使えるところが多いって話だったので。


だんなさん曰く、昔はドル表示が多かったけど、最近はソルの推奨でドル払いは出来ないようになってる(少なくとも店頭にドル価格の表示は禁止されてる)とのことでしたが、観光地でのホテルはソルとドルの両方の価格を併記しているところが多かったです。そして当時の為替では、ドル払いが一番お得でした。
クスコではお店の中に$→solの両替やさんが入ってるってところもちらほら。これはこれでレート悪そうなので使いませんでしたが。

VISAはクレジットカードもあったけど、ATM出金にはスルガ銀行のVISAデビットを利用。メインバンクからいつでもネットで振り込み出来る状態にして使ってました。これなら万が一スキミングされても被害が最小で済むので、一番安全だけど扱いが限られるT/Cは用意しませんでした。
会社によって手数料かかるATMもあったけど、BCP(Banco de Crédito del Perú/ペルー信用銀行の略か…。)という大手銀行のATMだと手数料無料でした。為替にも手数料乗っかってなかったぽい。そして扱い通貨もドルとソルの2本立てで非常に便利。

ちなみに、うちが苦労して名前の字数制限をクリアして申込しただんなさんのVISAデビットは…PINを忘れてロックがかかりました(笑)。
そんなわけで現在ペルーに残っている彼は解約予定だったあたしの旧イーバンクのVISAデビットでペルー滞在中。日本から追加の資金を振り込めるところも便利。
楽天銀行になっていろいろセコくなったのでスルガ銀行のがおすすめだけど、VISAデビットカード1枚もってると便利だよー。決済方法がクレジットしかないような場面でも使えるし、その場ですぐ銀行から引き落とされるので計画立てやすいし。超まわし者っぽいけど、ほんと便利だと思いました。

ペルーのコイン。

左の写真は左上から1sol、50centimos、5centimosx2枚。
1solは100centimos。
なんで5centimosが2色あるのか不思議です…。古くなると色が変わるのかな?

右の写真はリニューアルしたばっかり(10/6~)の2solesと5soles。
まだそんなに数は出回ってない、ピカピカコイン。
どっちもナスカの地上絵デザインだけど、2solesは前の1匹から増量して2匹に、5solesは数は変わらずサイズが大きくなりました。ってなんかの売り文句みたいだ…。
これは限定硬貨。たまたまお釣りに混ざってました。
インカのtumiという神聖な儀式用のナイフのデザイン。
ペルーらしくてなかなか素敵 :)

もうひとつ別のデザインが出ているらしいんですが…。(→下のほう)
このモアイみたいなの、何?!ちょうツボ!!今、知ったよ…。
カラヒアの石棺というらしいです。チャチャポヤスという北の交通の便のわるーいところに建ってるらしい。これを限定硬貨第二弾にデザインするっていうのは、今後カラヒアの石棺をもっと観光にアピールするのかなー。(あんまり観光地化するのも好みじゃないけど、かなり交通の便が悪そうなので、ちょっと改善されるといいなー)

後は、観光地やリマではカード払い可能なお店がけっこう多かったです。
カード慣れしているので支払スムースだし、必ずカードを受け取ってそのまま目の前で端末に通してました。(端末が別カウンターに設置されてるときは移動させられてからカード渡す。かなり徹底してた)
デビットなのでPIN入力が必要だけど、うちが入力している間、必ず後ろを向いたり、他の場所に移動する徹底ぷり。これは日本のお店よりもきちんとしているように感じましたですよ。

そんな感じで案外ペルーでは支払で困ったことってそんなになかったんだけど(安い買い物で高額紙幣しか持ってなかったりして面倒をかけたくらい)、アメリカ…。
どーしてアメリカのコインはあんなに分かりにくいんだぁぁー。
そして空港だからかアメリカの空港だからかマイアミの空港だからか、たかだか40ドル引き出すのに何ドルか手数料かかった…。いや、そんなことよりも…コインの分かりにくさは、なんだあれ?
よーく読むと小さな字でfive centsって書いてあるとか、DIMEって書いてあるとか、不親切極まりないと思いましたです。そのくらい世界の常識だとでも思ってるのかーっ!!!素直に10centsって書けやー。きぃぃーっ。
(マイアミで心が折れてた投影が…)

日本のお金は単位がyenだけだから1と書かれてれば1円、しかも真ん中に数字で大きく書かれてて分かりやすいなーと見なおしました。
表面が擦れて文字が読めないような硬貨もないしさー。

あ、そーだった。ペルーではけっこう偽札が出回ってるらしく、高額紙幣は光にすかしてよく確認というのがデフォルトでした。なぜかみんな両手で持ってパンパンっとひっぱるのだ。しわくちゃ紙幣だろうと何だろうと。破れちゃったりしないのかなー。(そして破れたお札は一切受け付けてくれないお店もあるらしいですよ。特に日系w)
チェックポイントがよく分からなかったけど、ATMとかでも偽札が混ざっていることがあるらしいのでちゃんと確認しないと危ないんだそうです。

それとそれと、けっこう辻々に両替屋さんが立ってました。指定のベストを着ていて、それに€とか$の記号が付いてて、どの通貨を扱っているのか一目瞭然。
だんなさん曰く、両替に関してはこういう両替やさんが一番レートがお得なんだそうです。(でも偽札を掴まされる危険も…)
そんなに安全とも言い切れないリマの旧市街、セントロの人通りの多いところで分厚い札束持って立ってましたが、みんなに見えるように持ってれば逆に安全ということかもね。

さて、そろそろもうちょっと旅行記らしいことを…。

by nao :: 19:42 :: traveling_peru

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2 comments


  • 最近はどこもT/Cよりも断然ATMが便利ですよねー。

    アメリカのコインは未だに間違えます。ほっんとわかりづらい!お札もみんな同じ大きさと色だしね。なんとかしてほしいです。

    by tomo — November 16, 2010 @ 12:31 am

  • こまめに出金すれば余らせることもないですしねー。

    ああ、tomoさんが間違えるくらいならあたしが分からなくても仕方ないかー。
    日本人の”工夫大好き”はお札でも生かされてるんだなーって改めて思いました…。

    by nao — November 16, 2010 @ 9:52 am


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