mdlm -bekkan-

5/11、12とすてきなおきゃくさまが静岡にやってきました。
書いちゃっていいかな、口止めされてないし(どうせ書くだろうと思ってくれていると思うし/笑)書いちゃえ、ってなわけでtomoさんとpukkaさんがいらしたのでした。東京でならいざ知らず、静岡でお会いするだなんてまず普段ありえない設定ですわね。毎年毎年さくらえびやらおでんのネタを書き続けた甲斐がありましたー。イエイ！

*tomoさんの写真+コメントと併せてどうぞ！(笑)

静岡駅に着いたおふたりをいきなり待たせて(あ、いや、でも10分だよ、10分！…ってあんまり言い訳になってませんが…)荷物をロッカーに入れていただき今回のメイン、桜えびの本拠地、由比へ。

ひとつしかない改札(ついでにホームに階段も１ヶ所しかない)をくぐると(でも自動改札なのだ。でも黒い面を下にしないと駄目だったり。ついでに切符は夜８時までしか買えない。)日射しをさんさんと浴びたロータリーにタクシーが数台のんびりとお客さんを待っていました。もう、この辺から由比ワールド突入なのです。
で、駅を出た瞬間にpukkaさん大爆笑。なんや？と思ったら駅を出たすぐそばの桜えびモニュメントに笑ってたのでした。もうすっかり見慣れちゃってる自分が怖いです。
ふと振り返ればtomoさんはありえないところで写真を…。駅のロータリーに書かれた「月極」を撮ってはりました。そうね、「月極」って最近あまり見ないかも。しかも駅のロータリーだし(笑)。
駅出た瞬間からこんなに喜んでもらえるとは静岡っことしては嬉しい限りです。(今日突然思い出したんだけど、１年前にお会いした時も花やしきでかなり盛り上がってたのだった。もしかしたら静岡って遊園地に例えたら花やしき的なのかもしれない…。)

そこからぽくぽくと港まで歩いて行って港(と言ってもちっちゃな漁船がもっさり停泊してる船着き場とセリ会場くらいしかないのだけれど)を見物。港には割と最近、海の家的なお食事処が出来ていて、桜えびのかき揚げとか沖あがり(すき焼き風らしい)なんかがお手頃価格で食べられるようになっているの。
予定では桜えび料理のお店も決めていたんだけど、かき揚げの香ばしい香りにうっかり「ここでもいいかー」なんてな気分になったり。(でも平日のくせに行列だったので我慢出来た。今度ひとりでこっそり行ってみたいと思います。ええ、書いてる今現在かなりハラ減りです。あの香りを思い出すとさらに空腹感が増すのよねぇ…/涙)

なんとかいい匂いの誘惑に負けずに駅に戻り、駅からはさくっとタクシーでお店へ。前にもおいしい掻き揚げを見せびらかしたくらさわやさんです。
“若い女の子３人組”扱いをしてくれた素敵なタクシーの運転手さんに乗せられてくらさわやさんへ着くと、すでに待ちが３組。平日ならそんなにすごく待つことはないってゆう事前情報(お店に電話して聞いた)を心の支えにお店の周りをきょろきょろしながら待ってたのですが、お店のご隠居さんかなー？ひょこって出てきて、pukkaさんとお話しはじめたとおもったら「みかんあげるから待ってなー」ちうて消えてゆきました。わーい、みかん！と思って待ってたらおじいちゃんが持ってきたのは甘夏！おいしいし好きなんだけど、でけー！(笑)それもひとり１こずつ！うひゃひゃ。これは後日おうちでおいしくいただきました。

お店では、お昼だし定食だと量多いしいろいろ食べたいしというわけで単品で３人でシェアしました。桜えびの掻き揚げ丼と桜えびの釜飯と桜えびの掻き揚げと生桜えびと釜揚げの桜えび。超桜えびづくし！最初、生さくらえびと釜揚げが来た時点でヤバいなぁと思ったのですが、やっぱり我慢出来ないー！というわけであたくしひとり、ビールを追加注文(笑)。
お天気のいい平日に海を眼下に桜えびとビール。めちゃくちゃ至福のひとときでした。
あれでお昼寝出来たら最高だったなぁー。
おふたりにとっては初の乾燥してない桜えびというわけで、どんなだったかなぁーと心配しましたが気に入ってくださったみたいでよかったー。
掻き揚げ丼は今回初めてここのお店の食べたんだけど、タレの味もいい感じで、塩を付けて食べる掻き揚げ単品とはまた違う味わい。これもまたおいしかったー！

お店を出てからのんびりとカメラ片手に坂を降りて駅へ。
途中に小池邸という昔の名主のおうちがあって、入ってみました。いつもそこにたどり着く頃には閉まっていたりで入り損ねていたので今回が初。おうち自体はこぢんまりした昔ながらのおうち。中は休憩所になっていました。

小さなお庭に出てみたら水琴窟が！前にtoruさんに教えてもらった本(水の道具誌)に書かれていて一度本物を見てみたいと思っていたものだったので感激。まさかこんなところで出会えるとは！
手水が砂利を伝って地中の瓶に落ちる音を楽しむものなのだけれど、本当に澄んだ美しい音が聞こえてきました。江戸時代の趣味人の感性は素晴らしい。

それと休憩所のとこにかき氷機があったんだけど、これがまた！素敵にレトロ。これ使ってるのかなぁ？どうだろう？使えそうな雰囲気でした。つか、写真撮り忘れた．かき氷機の下にはさらに昔の冷蔵庫らしきものがありました。氷入れて冷やすやつ。これらなんかはわざわざ集めたちうよりも近隣住民から寄贈されてそうな気がする…。(そうゆうものが詰まっていそうな蔵があちこちにあるのです)
かき氷はメニューになかったけど、お茶とかアイスが売られてたんだけど、アイスも、ついアイスボックス覗いてみたらアイスキャンディーでした(笑)。由比町が管理している場所だったとおもうんだけどがんばってるなぁー。
つか、なんでここで写真撮ってなかったのかが自分でも不思議です。今度もう一度行って撮って来よう。もしくはtomoさん、pukkaさんが撮ってることを期待しよう。

そんな感じで由比を楽しんだ後、静岡へ。
先にホテルにチェックインして荷物を置いてきてもらってから静岡の街をふらふらと。雑貨屋さんのおすすめを聞かれて、最近気に入ってるun tissuへ。リネンものやアクセサリなんかを置いているかわいいお店なのです。
pukkaさんの即決能力に驚きました(笑)。
すごいかわいいネックレスと着心地よさそうなガーゼっぽいしましまシャツを見つけて、どうしようかなーと悩みつつそのまま帰ってきたあたしは見習いたいとおもいます。お金おろすの忘れてたせいもあるが。シャツは今度買いに行こうかなぁと真剣に考え中。(真剣に考えるほどの金額でもない3500円なのですが…/笑)

その後emotions(ヨーロッパ系の雑貨やさん)に行ったらbikiniのクッキーがもりもり売られていました。前に置いてたときよりも種類増えてない？bikiniはtomoさん、pukkaさんの翌日のお楽しみのつもりでいたので「ああー、先にちょびっと見れてしまった…」と実はちょっとがっかりだったのでした。だって、小出しに見ちゃうとつまんないじゃんー(笑)。

そんな感じで静岡の街をふらふらしていたんだけど、お昼ご飯をしっかり食べてしまったのでお腹が空かなくて、とりあえずお茶に。
で、あちこちで名前は聞くけど自分では行ったことなかったcapuへ。おふたりにはさらに歩かせて申し訳なかったんだけど。１階は雑貨やさんで２階がカフェ、階段を上るとひとんちおうちにみんなで椅子とテーブル持ち込んじゃったみたいな感じの楽しい、でものんびり落ち着けるカフェでした。外はしょっちゅう通ってるんだけど、２階がこんなんなってるなんて分からないもんなー。
カップが作家ものというので「イマドキどーかと思う」的評判も聞いてたんだけど、そんなゴテゴテの作家ものじゃなかった(もしくは知らない間に免疫付いてるのかも)ので気にならなかったです。内装がちょっと適当なとこも抜けてていい(笑)。
ひとりでコーヒー飲みながら本読むのによさそうな感じだったので、また行きたいと思います。

さて、そんな感じで朝から夕方まで過ごしまして、晩ご飯どうしよう？お酒飲まないんだよねー？なんて言いつつ、やっぱりあのフォトジェニックな佇まいにやられてくれたので行ってきました。おでん横町。というわけでこの続きはおでんネタとして別エントリーにて。 ;)

by nao :: 00:11 :: diary, food, shizuoka life